日記

青春などとは言わないが・・

 このところ外は暑いので家の中で織りを始める準備をしている。この家に帰ってきてから、少しは織ってみたけど、片手間仕事だったことを反省し、今一度、スタートラインに立ち、まずは簡単なことから始めようと小さな木枠で試織をくり返している。が、なかなか思うようなデザインにならない。

 木枠での試織も限界となり、織り機での試織に。私の織り関係の道具や糸は隣の建物の中にあるので使う糸を探しに行く。

 昔、有床診療所だった個室の部屋には私一人では捌けないであろう糸がある。絹、ウール、綿、麻、その他の変わり糸などなど。中には精錬すること自体がかなり難しい糸も多い。染めた絹、ウール、綿と麻、よくもこんなに染めたものだと我ながら感心する。

 染めたウールはタペストリーを織るため、緑色だけで何種類もある。こんなに要るのか?と思う。でも最近になって、織りたいデザインの構図が頭に浮かぶようになってきたので使えるだろう。まずはデッサンから始めないと・・デッサンといえば・・

 つい最近、孫娘の誕生日だった。何をプレゼントしようかと思って・・そういえば隣に住む孫がいつも絵を描いてプレゼントしてくれるのを思い出して、写真を見ながら、半日かけて孫娘を鉛筆画で描いた。写真を見ながら描くのもかなり難しいものである。で、送ると絵が届いたと、とても喜んでくれた。おかげで私は充実した気持ちを味わった。描くって、面白いものだとつくづく思う。

 最近、やりたいことが満載で時間がないのに、ゴロゴロしてる時間も多々あって、、まあ無理しないで出来ることからぼちぼちと確実に!を念頭においてやっていきたいと思っている。

 でもでも、そう思うとやはりワクワクするので青春!・・いやいや青臭くはなく紺色、春ではなく、灼熱の夏ほどの情熱もなく、落ち葉の前の秋かな。

 

京都国際マンガミュージアム

 コロナ感染者が減ってきて規制が緩和される少し前の6月の下旬、京都の美術館で開催されていた「ポンペイ展」を夏休みに入った孫を誘って、観に行った。京都国立近代美術館の「鏑木清方展」や常設展もじっくりと観て、その後は京都四条を中心にぶらぶらとちょっとした買い物などを楽しんだ。

ポンペイの時代(〜西暦79年)にもカモがいたんだ。

 孫はもうすぐ12歳、女の子なのでこの散策は私にとっても楽しいものでした。息子二人を育てたけど、女の子って良いですね〜。自分の子ども時代を思い出して、こんなことが好きなのかなあとか、こういう気持ちは解るわとか、一緒に買い物しながら助言ができるのもワクワクでした。

 さて次の日は特に予定するものがなかったので、近くにマンガミュージアムがあるから、ちょっと行ってみようかということになり、地下鉄で一駅、上がって、Google mapを見ながら反対方向に・・迷った。オッとっと・・周りをよく見れば、案内板がありました。f^_^;

真ん中のボードには作り方、その周りの壁一面に年代別にマンガ

 さて朝一で入館しました。その時、入館者は数えるほどでした。どこに行けば良いのかと思うほど、あまり職員がいないので掲示されている番号に沿って、階段を上がって3階まで一通りの展示を見た後、一階に戻る。そこで孫は英語に翻訳されているマンガを読み始める。その場には中国語、韓国語、その他の言語に翻訳されたマンガが収納されていて、意外と多い。。

 

この壁にはこのように1970年代のマンガが壁いっぱいに・・

 私は他の用事を済ませてしまいたいので一旦、出る。ここは一度、入場券を買うと一日中、出入り自由なのが良かった。用事を済ませて戻ると孫は最初の場所でマンガを読み耽っている。

 お昼になるのでミュージアムエリアのカフェに行く。これはマンガ好きにはたまらないだろう!!

 午後、私も昔、読んだ懐かしい本を見つけて、読みだす。いつの間にか入館者が増えていて、並べられた椅子に少し間隔を空けて、大人がずらりと。そうだ、日本の小学校はまだ休みではないのだと思う。

私の子ども時代の漫画

 ある程度、読んだところで孫のいた場所に行くと彼女がいない!あれ!どこに行ったのか!?

ふふふ、いました!

 彼女らしい座り方!彼女、いわく「外に出てベランダの椅子で読もうと思ったら、どこも空いてなかったのでじゃあ、庭の真ん中で読むことにした」って。

 結局、一日中、マンガミュージアムにいて帰宅したのでした。

 

ブログを書くこと

 こうしてブログを書くのは何だろう?このブログを読む人がいるのかどうか全くわからないけど、私はこんなことを見たよ!とか、こんなことを思ったりしてる!ってことを誰かに話したいから書いているのだろうか?

 そういう思いは確かにあるけど。かといって、FBのようにいいね!は要らないと思っている。

 思っていることを知ってもらいたいというより・・・書き出す時にテーマは確かにあるのだけど、書いているうちに、ああ、そういうことが言いたかったんだと気づくことが多々ある。書くことで自分の興味や考え方を認識する面白さなのかもしれない。とにかく自分を納得させるために書いているのだろう。

 それでも他の誰かが読むことも期待しているのは間違いない。見えない相手があってこそ、公開している意味があるのだから。

 日記のようで日記ではない。自分だけの日記だったら、思っていることを何でも書いてしまうだろうから、読まれても困らないし、読まれることを意識している。そういう文集になっている。

 書くことが好きなんだと思う。絵を描くよりも自由に自分の思いを表現できるから。

 かって京都造形大で学んでいた頃、最もわからなかったこと「表現すること」。写生は描けるけど、自分の作品は描けない。わからない!今でもそう思っている私がいる。

 だが、こうして思っていることを書くのは何の抵抗もない。書き初めにはそう思ってなくても書き出すと解ることがある、最初とは違ってくることもある、その方が多い。書くことで解ってきて益々、面白くなる。

 コメント欄もないので他の人の意見も聞かないけど、表立ってこうして書くことは自分の思いや考えを伝えるだけでなく、客観的に自分を総括しているのかもしれない。

 だから私はブログを書いているのだろう?!・・・

まさか!まだいたの・・・

 4月の投稿でカワアイサの話をしましたね。最後に残されてしまった一羽のカワアイサのメスがいたこと。最後に見かけたのは4月9日でした。それから私はカモ見をするエリアで見かけることはなかったので、当然、渡って行ったと思ってました。

 が、5月29日に姿を現したのです。最後に見かけた場所から約4km下流の石に上にいるではありませんか。よく見ると羽が垂れ下がっている。

     

 いったい今までどこで何をしていたのか?北には行かなかったのか?このコはまだ若くて渡りもよく知らなかったのか?と私が考えても仕方がないのですが・・

 広い河原の真ん中で他のカルガモと一緒にいる。一羽よりは安全なのかもしれない。でも歓迎されているわけではなさそうで距離をとっている。

左側にいるのがカワアイサ

 次の日5月30日午前、カワアイサのメスはその場にいた。カルガモとの距離をとっている。そして立ち上がり移動し始めた。カルガモの横を抜けて、川に向かっていく。そして川に入り餌を取り始めた。どんどん遠くなり確認できない。それ以上、追うことは無理だったので帰宅する。

 31日、同じ場所にはいなくなっていた。6月1日、夕方、29日に見かけた場所から1kmほど下流の石の上にいるのを見つける。ここまで流されて来たのか?と、とにかくホッとしました。けど、ここは人が入れない場所だけに彼女にとってはむしろ危険なのではないかと気になる。自然の生き物に詳しい友人にその話をするとたぶん何かに襲われて命を落とす可能性が高いと。

右手の対岸に近い石の上

 2日の午前、同じ場所にいるのを確認しました。その日の午後、私は遠くに出かける用事があり、次にその場に行ったのは5日でした。カルガモの姿はあるけど、カワアイサの姿はなく、その下流でも探してみましたが見つからず。。その先の下流は人の手が全く入っていないエリアになり、それ以上、確認できないでいます。

6月2日

6月1日にカワアイサが立ってたと同じ石(川の水量が少なくなってる)にはカルガモ

 羽にダメージを受けたたり、水かきの損傷などは鳥にとって致命傷になるのだと、観察しててつくづく思います。本来ならば今の時期にはこの場にいるはずはなく、いるのはそういったダメージをもつ鳥で、他の生き物の餌になることが多い。それが自然界の当たり前の姿なのだと頭では理解しているのですが・・生きるために慣れない状態で必死に一日中、餌を取る姿を見てると何とか生き抜いてほしいと応援してしまいます。

しばらく小休止でした

 4月に投稿して以来、しばらくブログを書いてなかったのは何だったのだろう?毎日の散歩も自転車でのカモの様子を見るのも変わらなかったんだけど・・

散歩道 5月15日

道沿いには花が咲き誇り・・

 多くのカモたちが渡って行ったのが大きく影響してるのかもしれない。河沿いの田んぼでは田おこしとともに畦道や河沿いの土手などの下草刈りが一度に始まって、あれよあれよと薮のような草地が短かで平らな草地に変わっていった。

   きれいに一掃・・5月26日

 そういえば、その前にいよいよ織りを再開しようと始動し始めた。それはカモ見の楽しみが半減したことが一つの要因だった。

 川沿いの草地が刈られてカモ達が隠れる場がなくなったせいで、私が一週間ほど織り関連で留守の間にカルガモの数が半分以下になっていた。懸命に探すのだけど、数羽しか確認できない。

7月7日18時半

雨が降らなくて現れた河原、それも人が立ち入らない場所に・・

 探して探して、やっと見つけたカルガモのグループでした。他にも一羽とか二羽とかいるのですが。

 昨年は可愛いヒナがいくつかのツガイから生まれて、その成長を見るのが楽しみでした。けど今年はカルガモを見かけても近寄るだけで飛び立ってしまうことが多く、同じ場所に居ることが少ない。

昨年の7月3日下の写真の右手に

その頃に撮った散歩道(左手、土手の下の道)

 上の写真では去年の下草刈りは今年とあまり変わらない。この当時、カルガモは人がいても気にしてなく、のんびりと石の上で日向ぼっこなどしていたし、夕方になるとこの橋の上流に戻ってくるグループが二組(合わせて20羽弱)ありました。今年はほとんど姿を見かけない。

 そして・・・暑い日が始まった。散歩に行かないわけではなく、夕方になるといちおう出かけているのだが。。そうだ!孫が夏休みになって、10日ほど来ていた。その話はまた・・

カワアイサも渡って・・

 毎日、川の中の様子を見ながら、日々、カワアイサが少なくなっているのを実感する日々となりました。彼らの居場所を探して、かなり上流まで足を延ばす。で、ここだったら、人の目が避けられるという場所も見つけました。

 ある日、とうとうカワアイサがそこにもいなくなったのを確認しました。とうとう渡って行ってしまった。

 それまでの彼らの動きを書きとめておくことにします。

 彼らが夕方になると集まってくる場所があり、そこは最初に来た時に降り立った場所です。時に40羽を超えた数が飛来したのを確認しました。その後、大雨のあとであちこちに分かれて行ったが、夕方になると休むために十数羽が来ていた。渡る時には少しづつ集まって行くように思えた。

3月17日 

3月23日

3月26日

4月1日

 私の散歩エリアで見かけたカワアイサは20羽と少し、いました。徐々に居なくなっていきました。上の写真の日にちで渡ったかどうかを見てないので分かりませんが、4月3日を最後にほとんど見かけなくなりました。

4月3日

 

 このツガイは3日まで竹田周辺で見かけました。みんな行ったのにと思ったましたが、この日を最後に彼らも居なくなりました。

 全てのカワアイサが渡って行ったと思っていました。が・・・

4月4日

 えっ!残ってる・・・どう見てもカワアイサだ!

  

 意外と気楽な感じに見えたのだけど・・

 いつもの場所に来ると誰も居ない。なんとなく違うと思っているように私には見えた。その1時間後には居なかった。のでうまく渡って行ったと思っていた。

4月9日

 

 えっ!まだ居たの?!でした。ここは3月23日の写真に写ってる右手の石の上です。誰か居るかなって来てみたのでしょう。なんとなく寂しそうに見えてしまいます。そしてその日以来、どこにも姿が見えなくなりました。きっとどこかで仲間に合流できたと信じてます。

 

マガモがいなくなった

 去年、マガモが居なくなったのは7月の初めのようなんだけど、なんとなく8月も確認できたのでそのまま留鳥だったのか?それとも合鴨との交配種だったのか?分かりません。

 けど、今年は早く居なくなりました。3月29日以後、彼らを見てません。下の写真に写るマガモはそれぞれ違う場所でたった1羽になって、カルガモ達と過ごしてました。が。この日を最後にどこにも姿を見なくなりました。

3月29日

 秋には戻ってくるのでしょう!!

運転免許更新

 運転免許証が5月で切れてしまうので、1日に高齢者認知機能検査を受けました。その日が近づくにつれ、そういえば、絵を覚えて、数分後にそれを書く試験があったと思い出しました。それって前の時に、この絵を覚えても試験はそれとは違うことを答えるのだと勝手に判断してしまった結果、キリキリの点数で通ったことを思い出しました。

 ということで実際に絵を覚えることが出来るのか?試してみるとなんとまあ、記憶力の明らかな低下を認めざるを得ませんでした。

 で、練習!(訓練)するしかなく・・・携帯にアプリを入れたりして、記憶力のにわか訓練しました。実際の絵も公開されているので前の日には挑戦してみました。(これは練習すると4回の絵、1回が16コ、全部で64個の絵になるので混乱します。どんなものが出るかだけで良いと思われます。)

 そんなこんなで1日、予約していた教習所に行くと10名(男女半々)の受講者が集まってました。75歳以上、ちょっと大丈夫かなって思える人も・・・

 さて試験は緊張しましたが、それなりに何とか終わりました。時計を描いて、言われた時刻を描く試験もあり、書き終わって提出した後でもっと丁寧に描けばよかったと反省しましたが。

 結果は郵送で送られて来ました。

 記憶力、判断力に心配はありません。という評価でした。高齢者講習(合理化講習)を受けるようにと。ホッとしましたが、体力だけでなく記憶力、判断力も落ちていくのを実感しました。

 リタイヤして仕事をしなくなり、家事もそんなに大変でもない。昔のように自分が動いたり頭を働かせて工夫したりすることもなく、簡単に全てが出来るようになった時代、日々をテレビを見て過ごしてしまうこともある。特にコロナ禍で人と出会うことも少なくなって、退化してくのは当たり前なんだとつくづく思いました。

 記憶力が落ちるのを少しでも食い止める努力が必要なんだと気づかされた運転免許講習でした。

 

(今、乗ってる車、いちおうサポカーだけど・・・)

 5月13日からサポカー運転免許が新しく加わるので次の更新の時にはそちらに移行し、もう少しだけ車を運転できれば良いかなと思っていますが・・・

マガモが集まって・・

 今日もカモの話です。(^^;;

 2月24日のことでした。いつも車を停めている場所に、たくさんのカモが集まって、同じ方向を向いて並んでいるのです。先頭にいるカモが声を出してます。その声に応えるように他の場所から鳴き声が返ってきます。

 

 カモの数は30羽ほど、マガモの集団でした。

 

 

 呼びかけに応えるように2羽のメスのマガモが飛んできました。それでもまだまだ呼びかけが続きます。 

 これは渡りが既に始まったのだろうか?まだ雪が残るこの時期に本当に行くのだろうか?と・・・

 もしそうだとしても、すぐに極東ロシアに行くわけではなく、日本海に近いところまで移動するのでしょうが・・

 

 飛び立つまで見ておこうと思ったのですが、30分経っても呼びかけが続いていて、返事もあるのですが変化がなく、時々、バラけて餌を取るものもあり、とうとう私の方が寒さに耐えられず、その場からの退散になってしまいました。

 

 次の日、マガモはいるのだろうかと私の見て歩く範囲(10kmほど)探して見ました。今まで何羽いるのか、数えたことがないのではっきりはしないけど、確かに少なくなっているとは思いましたが・・下の写真は26日で同じ場所です。(11羽)

 

 なんだったのでしょうね?

 マガモって、意外と強いカモだと思います。棲んでる場所で警戒する事態が起きると留鳥のカルガモが警戒態勢を入ると、その前に出て、同じように隊列を組むのです。最前列にいることが多いです。その強さのせいか、カルガモの居場所に一緒にいるマガモが多く、時に1羽のみだったりします。下の写真は27日です。

 

 2月の最終はといったマガモの話でした。

歳を重ねると・・・

 このコロナ禍で周りに住む高齢の方々が歩く時、歩行器に頼られる状態が増えたのを感じます。外に出ない!家に篭ってしまう!などが続いて、その前まではグランドゴルフに興じていた人が杖がないと歩けないと言われたり、とうとう入院してしまう方もあったりします。

 昔と違って、家事はとても便利になり、どうかすると自動で掃除までしてくれるようになったのが足腰の筋肉を落としてしまう結果になっていると思うのです。

 

 ということで私は出来るだけ無理なく筋トレできるようにと散歩を始めたのです。で、川の中にいるカモに目が行き、散歩が主か、鳥見が主かとなってしまいました。遠いところまで行くには自転車を使い、歩きは5kmほど、自転車では走行距離15km以上になります。

 

 そんな日々が一年、続くと腰が痛いとかがほとんどなくなりました。時には湿布を貼ったり、軽い痛み止めを飲むこともありますが、単なる筋肉痛なので大丈夫だと思ってます。

 

 私も5月には79歳になります。寿命が伸びた時代、出来るだけ元気でいたい。すぐに衰える筋肉を保つには使うしかないと思ってます。

 ただ筋トレするだけでは続かない。楽しみを見つけながら鍛えることが大事なんだと思ってます。日々、体力だけでなく、記録力、判断力も衰えていってます。そのスピードを遅らせる努力がいるんだと自覚する日々です。

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