青春などとは言わないが・・

 このところ外は暑いので家の中で織りを始める準備をしている。この家に帰ってきてから、少しは織ってみたけど、片手間仕事だったことを反省し、今一度、スタートラインに立ち、まずは簡単なことから始めようと小さな木枠で試織をくり返している。が、なかなか思うようなデザインにならない。

 木枠での試織も限界となり、織り機での試織に。私の織り関係の道具や糸は隣の建物の中にあるので使う糸を探しに行く。

 昔、有床診療所だった個室の部屋には私一人では捌けないであろう糸がある。絹、ウール、綿、麻、その他の変わり糸などなど。中には精錬すること自体がかなり難しい糸も多い。染めた絹、ウール、綿と麻、よくもこんなに染めたものだと我ながら感心する。

 染めたウールはタペストリーを織るため、緑色だけで何種類もある。こんなに要るのか?と思う。でも最近になって、織りたいデザインの構図が頭に浮かぶようになってきたので使えるだろう。まずはデッサンから始めないと・・デッサンといえば・・

 つい最近、孫娘の誕生日だった。何をプレゼントしようかと思って・・そういえば隣に住む孫がいつも絵を描いてプレゼントしてくれるのを思い出して、写真を見ながら、半日かけて孫娘を鉛筆画で描いた。写真を見ながら描くのもかなり難しいものである。で、送ると絵が届いたと、とても喜んでくれた。おかげで私は充実した気持ちを味わった。描くって、面白いものだとつくづく思う。

 最近、やりたいことが満載で時間がないのに、ゴロゴロしてる時間も多々あって、、まあ無理しないで出来ることからぼちぼちと確実に!を念頭においてやっていきたいと思っている。

 でもでも、そう思うとやはりワクワクするので青春!・・いやいや青臭くはなく紺色、春ではなく、灼熱の夏ほどの情熱もなく、落ち葉の前の秋かな。

 

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