冬鳥たちがやってきた・・

 このブログを更新できないまま、いつの間にか、師走に入ってしまいました。その間、何をしてたのか?ですが、まあほとんど毎日、川沿いをカモの姿を探していたということが多かったです。一日に2時間、時には5時間ほど、行ったり来たりして、カモの動きを追っていたという・・・

 秋になって、冬鳥がどんどん渡ってくるので、その動向が気になて、落ち着かなく、うろうろしてたという・・・日々です。

 河川工事で川の様子が春とはかなり変わってしまったので、カモたちは戻ってきたものの、どうしたものかという状況だったのです。護岸工事とともに中洲もなくなり、川の近くの草地や木々も取りさって、まあスッキリというのか、何もない。で、カモの餌になるものがなくなり、その上、大雨で水草も流されてしまいました。

 それでも最近になって、やっと居場所が定まってきました。

 まずはカルガモ、彼らは留鳥なので夏場はどこも彼らの場所、なので縄張りに入ってきたものたちに対抗します。けど諦めるのか?一緒に居るようになります。

いちおう主張してますが・・

まあ良いか!って感じです。

 次はマガモ、彼らは最も多くやってきました。数を数えると60羽ほど、下流の広い場所に長くいましたが、今は20羽弱になってます。他のマガモ達は数羽でカルガモと一緒だったりします。

↑川に近寄ると、見えない岸に休んでいたマガモが慌てて出てきます。

餌を啄む・・こちらは3羽で行動してるマガモ

 さてヒドリガモは数を数えられないほど来ました。去年もですが今年も同じ場所で餌を啄む姿が見られます。一斉に飛び上がって草を食べ、時にヌートリアや人間の姿やカラスの警戒の鳴き声に驚いて、飛び立ちますが、な〜んだと戻ってきます。

しっかりと刈られた土手にたぶん新芽が生えてくるのでしょう。

 コガモもやってきました。意外に遅かったので今年のコガモは違うところに行ったのかと思ってましたが、ある日、いつもの場所に並んでました。

ずらりと並んでいるけどちっこいね。

 この姿を見て、なんとなくホッとしました。

 オオバンはかなり早く来ました。最初に来たコは足ヒレに問題があるようで潜ることができない。オオバンは潜水できる鳥ですが、水面採餌の鳥たちと同じ方法で餌をとってます。2年前にそんなオオバンがいました。そのコかもしれません。

 その後、4羽のオオバンが加わって、5羽がこの場所にいつもいます。

どんな時も一緒にいるオオバンです。

 そうそう、あちこちで見られるのがカイツブリです。留鳥で小さいのに素早く動きます。飛んだり潜ったりで、姿を捉えることが意外と難しい。

 さて、ダイサギやアオサギ、カワウを従えて、というか、彼らがおこぼれを期待して集まっている中で悠々と餌を取るカワアイサの姿が見られるようになりました。今年は20数羽の飛来でした。

 彼らが去年のように期待するにはキビシイ環境(護岸工事で極端に小魚が少なくなってます)になっているので彼らも必死です。やや深さがないと・・潜れない・・彼等がいつも休む川に水が少なく石がゴロゴロと表れていて、雨を期待するのですが。降らない!!

ダイサギやカワウ、カルガモが取り囲んでる中を・・


ゆっくりと餌を摂っていく。   

 そんな私の毎日です。20年前は織に夢中になって、日々、織三昧でしたがいろいろとあって、ここの10年ほど織り機に座ることができなくなり、その間にかなり織に対する意欲がなくなってしまいました。そして今は鳥見に嵌ってます。私はどうも何かに夢中になるとやめられない性格みたいです。

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