まさか!まだいたの・・・
4月の投稿でカワアイサの話をしましたね。最後に残されてしまった一羽のカワアイサのメスがいたこと。最後に見かけたのは4月9日でした。それから私はカモ見をするエリアで見かけることはなかったので、当然、渡って行ったと思ってました。
が、5月29日に姿を現したのです。最後に見かけた場所から約4km下流の石に上にいるではありませんか。よく見ると羽が垂れ下がっている。
いったい今までどこで何をしていたのか?北には行かなかったのか?このコはまだ若くて渡りもよく知らなかったのか?と私が考えても仕方がないのですが・・
広い河原の真ん中で他のカルガモと一緒にいる。一羽よりは安全なのかもしれない。でも歓迎されているわけではなさそうで距離をとっている。
左側にいるのがカワアイサ
次の日5月30日午前、カワアイサのメスはその場にいた。カルガモとの距離をとっている。そして立ち上がり移動し始めた。カルガモの横を抜けて、川に向かっていく。そして川に入り餌を取り始めた。どんどん遠くなり確認できない。それ以上、追うことは無理だったので帰宅する。
31日、同じ場所にはいなくなっていた。6月1日、夕方、29日に見かけた場所から1kmほど下流の石の上にいるのを見つける。ここまで流されて来たのか?と、とにかくホッとしました。けど、ここは人が入れない場所だけに彼女にとってはむしろ危険なのではないかと気になる。自然の生き物に詳しい友人にその話をするとたぶん何かに襲われて命を落とす可能性が高いと。
右手の対岸に近い石の上
2日の午前、同じ場所にいるのを確認しました。その日の午後、私は遠くに出かける用事があり、次にその場に行ったのは5日でした。カルガモの姿はあるけど、カワアイサの姿はなく、その下流でも探してみましたが見つからず。。その先の下流は人の手が全く入っていないエリアになり、それ以上、確認できないでいます。
6月2日
6月1日にカワアイサが立ってたと同じ石(川の水量が少なくなってる)にはカルガモ
羽にダメージを受けたたり、水かきの損傷などは鳥にとって致命傷になるのだと、観察しててつくづく思います。本来ならば今の時期にはこの場にいるはずはなく、いるのはそういったダメージをもつ鳥で、他の生き物の餌になることが多い。それが自然界の当たり前の姿なのだと頭では理解しているのですが・・生きるために慣れない状態で必死に一日中、餌を取る姿を見てると何とか生き抜いてほしいと応援してしまいます。
最近のコメント