朝来

カワアイサも渡って・・

 毎日、川の中の様子を見ながら、日々、カワアイサが少なくなっているのを実感する日々となりました。彼らの居場所を探して、かなり上流まで足を延ばす。で、ここだったら、人の目が避けられるという場所も見つけました。

 ある日、とうとうカワアイサがそこにもいなくなったのを確認しました。とうとう渡って行ってしまった。

 それまでの彼らの動きを書きとめておくことにします。

 彼らが夕方になると集まってくる場所があり、そこは最初に来た時に降り立った場所です。時に40羽を超えた数が飛来したのを確認しました。その後、大雨のあとであちこちに分かれて行ったが、夕方になると休むために十数羽が来ていた。渡る時には少しづつ集まって行くように思えた。

3月17日 

3月23日

3月26日

4月1日

 私の散歩エリアで見かけたカワアイサは20羽と少し、いました。徐々に居なくなっていきました。上の写真の日にちで渡ったかどうかを見てないので分かりませんが、4月3日を最後にほとんど見かけなくなりました。

4月3日

 

 このツガイは3日まで竹田周辺で見かけました。みんな行ったのにと思ったましたが、この日を最後に彼らも居なくなりました。

 全てのカワアイサが渡って行ったと思っていました。が・・・

4月4日

 えっ!残ってる・・・どう見てもカワアイサだ!

  

 意外と気楽な感じに見えたのだけど・・

 いつもの場所に来ると誰も居ない。なんとなく違うと思っているように私には見えた。その1時間後には居なかった。のでうまく渡って行ったと思っていた。

4月9日

 

 えっ!まだ居たの?!でした。ここは3月23日の写真に写ってる右手の石の上です。誰か居るかなって来てみたのでしょう。なんとなく寂しそうに見えてしまいます。そしてその日以来、どこにも姿が見えなくなりました。きっとどこかで仲間に合流できたと信じてます。

 

マガモがいなくなった

 去年、マガモが居なくなったのは7月の初めのようなんだけど、なんとなく8月も確認できたのでそのまま留鳥だったのか?それとも合鴨との交配種だったのか?分かりません。

 けど、今年は早く居なくなりました。3月29日以後、彼らを見てません。下の写真に写るマガモはそれぞれ違う場所でたった1羽になって、カルガモ達と過ごしてました。が。この日を最後にどこにも姿を見なくなりました。

3月29日

 秋には戻ってくるのでしょう!!

マガモが集まって・・

 今日もカモの話です。(^^;;

 2月24日のことでした。いつも車を停めている場所に、たくさんのカモが集まって、同じ方向を向いて並んでいるのです。先頭にいるカモが声を出してます。その声に応えるように他の場所から鳴き声が返ってきます。

 

 カモの数は30羽ほど、マガモの集団でした。

 

 

 呼びかけに応えるように2羽のメスのマガモが飛んできました。それでもまだまだ呼びかけが続きます。 

 これは渡りが既に始まったのだろうか?まだ雪が残るこの時期に本当に行くのだろうか?と・・・

 もしそうだとしても、すぐに極東ロシアに行くわけではなく、日本海に近いところまで移動するのでしょうが・・

 

 飛び立つまで見ておこうと思ったのですが、30分経っても呼びかけが続いていて、返事もあるのですが変化がなく、時々、バラけて餌を取るものもあり、とうとう私の方が寒さに耐えられず、その場からの退散になってしまいました。

 

 次の日、マガモはいるのだろうかと私の見て歩く範囲(10kmほど)探して見ました。今まで何羽いるのか、数えたことがないのではっきりはしないけど、確かに少なくなっているとは思いましたが・・下の写真は26日で同じ場所です。(11羽)

 

 なんだったのでしょうね?

 マガモって、意外と強いカモだと思います。棲んでる場所で警戒する事態が起きると留鳥のカルガモが警戒態勢を入ると、その前に出て、同じように隊列を組むのです。最前列にいることが多いです。その強さのせいか、カルガモの居場所に一緒にいるマガモが多く、時に1羽のみだったりします。下の写真は27日です。

 

 2月の最終はといったマガモの話でした。

歳を重ねると・・・

 このコロナ禍で周りに住む高齢の方々が歩く時、歩行器に頼られる状態が増えたのを感じます。外に出ない!家に篭ってしまう!などが続いて、その前まではグランドゴルフに興じていた人が杖がないと歩けないと言われたり、とうとう入院してしまう方もあったりします。

 昔と違って、家事はとても便利になり、どうかすると自動で掃除までしてくれるようになったのが足腰の筋肉を落としてしまう結果になっていると思うのです。

 

 ということで私は出来るだけ無理なく筋トレできるようにと散歩を始めたのです。で、川の中にいるカモに目が行き、散歩が主か、鳥見が主かとなってしまいました。遠いところまで行くには自転車を使い、歩きは5kmほど、自転車では走行距離15km以上になります。

 

 そんな日々が一年、続くと腰が痛いとかがほとんどなくなりました。時には湿布を貼ったり、軽い痛み止めを飲むこともありますが、単なる筋肉痛なので大丈夫だと思ってます。

 

 私も5月には79歳になります。寿命が伸びた時代、出来るだけ元気でいたい。すぐに衰える筋肉を保つには使うしかないと思ってます。

 ただ筋トレするだけでは続かない。楽しみを見つけながら鍛えることが大事なんだと思ってます。日々、体力だけでなく、記録力、判断力も衰えていってます。そのスピードを遅らせる努力がいるんだと自覚する日々です。

カモ達の食事 その2

 いつものカモたちの採餌、それぞれで少し違うので紹介します。

 水面採餌のカモ。彼らは潜ることができないので浅い場所ではこんな風に尾を出して摂ります。写っているのはオカヨシガモです。カルガモ、ヒドリガモ、コガモもこうして餌を取ってます。

 

 では他の場所での採餌を見てみましょう。陸に上がって、草を摂ってます。

 

 ↑カルガモ↓とマガモ↑

 

 マガモ↓

 

 ヒドリガモ↓

 

 コガモはこんな風にごく浅い場所での採餌風景を見かけます。彼らは他のカモに比べると小さいので浅瀬にいることが多いです。。

  

 

 潜水採餌のカワアイサは川の流れにのって下りながら採餌する姿や堰で貯められた深い場所で潜って摂るのをよく目にします。

 

 川を上りながら餌を取っています。 ↑
 ここは堰なので潜ることが出来ます。↓

 

  潜った!↓

 

 オオバンも同じで、彼らはどこにもいるというほど、カモが集まっている場所でマイペースで食事しています。その後をおこぼれを頂こうと追いかけるヒドリガモやオカヨシガモがいて、なんとも面白い光景です。

 

 

 そうそう川べりで採餌するのはカモだけではなく、キジ、カラスなどもいますし・・・

   

 

 ヌートリアも・・・

 

 

カモ達の食事

 カルガモを中心にヒドリガモ、マガモなどが集まっている場所があります。人家が川沿いになく、堤防沿いの道は車の通りも少なく、散歩する人や自転車に乗ってる人が通るくらいの場所です。

 

 真ん中に川が流れていて、それに沿って草が生い茂った河原があり、それよりも3m以上、上に造られた堤防沿いの道を人は歩いているのです。人が下の河原に降りて行くことはほとんどないでしょう。カモたちにとっては人が近寄ることがない安全な場所なのです。

 

 だから彼らが集まっているんだと思ってました。カルガモは確かに根倉にしています。けど、1月の中頃から、ヒドリガモたちの姿が500m上流の堰から消えました。どうも、この場所に来ているらしいと思ってました。

 そして見つけたのです。この草の生い茂った場所で彼らが食事をしているのを!

 

 けど、いつもの散歩道からはヒドリガモの姿が見えません。で、川の反対側から、見ることにしました。

 いました!かなりの数のヒドリガモが。その上、その食事風景が確認できたのです。雪が溶けて草が出てきたのです。緑の草を食べてます。

 

 上の写真を拡大すると

 

 下の写真にも採餌をするカモの姿が映ってます。どこにいるか、わかりますか?

  

 

川では

 カモたちがカワアイサに対して攻防するように隊列を組む姿が確認されます。

 

 休んでいるカワアイサ

 

   少し離れた場所に棲家のあるカモたちが警戒してます。

 

 けど、そんなことはお構いなしにカワアイサはやってきて、採餌を始めます。夜間、餌を取る水面採餌のカモと違って、カワアイサは潜水採餌で日中に餌をとります。他のカモたちとは違うので仕方がないのですが・・

 

 ここでも隊列を組んでます。

 

 カワアイサは彼らを飛び越えて降り、さあ行くよと隊列を組みました。

 

 この場所はマガモを中心にいます。ここでも・・

 

 ウまで加わっているのが珍しいと思ったのですが・・・不思議なんだけどカワアイサが近くにいるわけでもなく、かなり遠くにいるのにこうして隊列を組むのです。何がそうさせるのか、わからないです。

 

 撮った位置が違うけど、同じ場所です。こんな風にカワアイサに占領される時もあります。この場所は流動的でカワアイサは休んでいるだけですが・・

 

 カワアイサ、カルガモよりも少し大きいのと白が基調なので目立ちます。私はこんなに毎日、散歩をしなかった2015年から気になって写真に撮っていた鳥です。(この写真は最近です。)

 それはさておき、鳥たちのそんな光景を見ながら、場所取り争いは人間と全く変わらないと思うのです。それにしてもこんなにカモが集まってきて、餌は足りるのかと思ってしまいます。

また雪が・・・

 1月12日の朝、雪が降ってて、また積もると嫌だなって思ってました。暮れに降った雪が山のようにあちこちで残っていたからです。

 雪が止むと雪掻きしてるご近所さんの姿もあり・・

 が・・2時間後、除雪車が来て、どんどん雪を運び出しました。

 急いで外に出ると三角地点の山に積まれた雪を小型トラックに積んで、運んでいってます。

 そして三角地点から全く、雪がなくなりました。この家の方はほっとされてました。もちろん私の車もガレージに入れるのが楽になりました。ほんと!除雪車の方に感謝です。

 

  それから6日後の18日の夕方、ちょっと近くを散歩しようと歩き始めたのですが、車が入らなくて人家がない道は雪かきしてないので歩きにくく、まだまだ大雪の影響は消えてないと思ったものです。

 

 そして除雪機が置いてある場所で運転を担当してる方と立ち話をしました。彼曰く、なんとか歩道を使えるようにしたいのだけど、たくさん積まれた雪を片付けていることだけで1日が終わってしまうと・・

 

 まさにその通りで少し広い公共の場所には雪が積み上げられてました。積まれた雪がいつ消えるか、わからない日々です。町の中は道路の両側に雪が積まれた状態で道幅が狭くなってて走りにくいです。

 

 兵庫県但馬県民局朝来福祉事務所・朝来保健所の駐車場

 

  朝来市役所の駐車場

冬休みも終わって

 我が家の孫たちは冬休みを一緒に楽しく過ごしました。こんなこともして・・・

 そして、息子が仕事で迎えに来れないので、二人の孫は一人4コの荷物を持って特急で帰ることになり、こちらの孫と見送ることになりました。駅までは彼らの荷物を一コづつ持って・・・

 駅までの道は歩道が雪掻きしてなく、なかなか大変でしたが・・・

 そして彼らは帰って行きました。

 見送って帰ってきた家の玄関(我が家は二世帯住宅)で「じゃあ、春休みまでまたね!」孫に言われてしまいました。『うんうん、そうなんだけどね〜』でした。(^^;;

 駅に着いた孫たちは家まで荷物を前後に背負い、他の二つを両手に持って、家にたどり着いたそうです。子どもは元気ですね!!

 

雪が阻んで

 暮れからの大雪で川に鳥見に行くことはままならず、大晦日、夕方、行ってみました。ここは支流、カモの姿は確認できても、これでは近寄ることすら無理でした。

 その後、本流を見てから帰る途中、特急が横を通り過ぎて行きましたが、誰も乗っていないように見えました。それにしても、この道、歩くのに苦戦しました。

 いつもの高速道路の下は車を停める場所があるので、そちらに車で行ってみました。もう夕方で暗くなってて、撮った写真はボケてますが・・いつもの場所ではヒドリガモ、コガモ、マガモ、オオバンなどが確認できました。

 その下流にはカワアイサもいました。大雪でも自然界のものたちは逞しいな!って思ったものです

 さて年が明けて6日に、雪の状態も落ち着いてきたので、冬休みで暮れに来ていた孫たちと鳥たちを見に行きました。

 ここはまだまだ雪が残っていて、歩きにくかったですが、孫たちは全く気にかけるわけでもなく、どんどん進んでいくので追いかけるのが私にはきつかったですが・・・

 いつもの場所ではヒドリガモ、コガモ、マガモの姿を見て、ホットしました。

 

 カルガモはお休み中で・・

 

 カワアイサもゆったりと泳いだり、採餌したり・・
 自然界のものたちは強いな!って思うし、雪が深かった時にどこにいたのか気になるけど、今だにわからないままです。

最近のコメント

アーカイブ