どんど焼き
起きると今年初めての雪が積もっていた。毎年1月14日はこの地区の「どんど焼き」の日。大倉神社では駅前区の神社当番の人が焚き火をして、家々のお飾りや門松などを焼く。で、9時半頃に出かけた。
雪になって事前に準備したよりも多めに枕木を使ったそうだ。ここは駅に近いので使われなくなった枕木が保管されている。今日は10時までだと回覧板を回したというのだが、10時を過ぎても、ひとりふたりと持ち込んで来る。なかなか終わりにならない。土曜日だから若い人がいると思うけど、ここにいる人は昔の若衆。。これから、こういう行事はどうなるんだろう?
お餅やみかんをどんどで焼いて食べると無病息災。しめ縄の灰を家の四隅に置くと家内安全。
いつもは会わない地区の人に会えて良かった。私は10時半過ぎに帰ったけど、みなさん、おつかれ様でした。
2017年
新しい年が始まりました。
どうぞよろしくお願いします。
2017年元旦
小学校で
今日は土曜日、お弁当を作らなくても良い日。朝寝坊もできるし、朝の忙しさがないから、気分的にリッラックできる日です。
朝の忙しさとは、日本は給食があるけど、オーストラリアはないから、毎日、お弁当を持って行くので。。フィジーでもニュージーランドでもそうでした。ランチボックスにはおやつの時間に食べる果物も入れていきます。どの国もおやつの時間があります。時間は学校によって違います。
さて、ここでは面白いことに学校からお菓子やアイスクリーム、牛乳をもらって帰って来る日があります。今週は牛乳の大きなパックをもらってきました。いろんな国から来ている子ども達の中には貧しい場合もあるので何らかの形で支給されるようです。それがどんなシステムになってるのか、私の英語力不足で聞けなくて解らないのですが。
日本にいると、ムスリム(イスラム)圏の女性に会うという体験は少ないと思います。が、様々な国から来ている移民の国では、ごく普通にムスリムの服装の女性達と出会うことになります。子ども達の学校でも送迎時に長い衣装を纏い、スカーフで髪を覆った人たちが多いです。女の子もみな髪を覆って制服を着てます。慣れないうちはなんとなく同じ服装に見えましたが、今は一人一人、個性があって布も色も違うのだなあって、ついつい観察してしまいます。
この学校の子ども達はどちらかと言うと人懐こくて、すごく元気です。放課後、近くの公園に孫たちを連れていくと、同じ学校の子ども達にあいます。サッカーとか上級生から下級生まで一緒にしていて、その素早さや動きに、私たちが子どもの頃の、日本の昔の子ども達を思い出します。ちょっとスッコくて、明るいガキという。。。
昨日、学校で「Community Art Expo 2016」というイベントがありました。日本での文化祭みたいなものです。子ども達の作品が展示されてました。絵画や作文など。明るくて大胆で思いっきりが良い作品群でした。普段の顔なんですね〜 結構、元気な我が家の孫たちの作品がおとなしく感じました。(下の写真は孫の作品ですが。。)
ああいった強さが大人になった時にこの国の大きな力になるんだろうな!って感じた日でした。
そうそう観ていると校長先生が来られて、少し会話を。といっても息子とですが・・その間、ひっきりなしに子ども達が校長先生(とても素敵な女性)に話しかけたり、ハグしたりでした。先生と良い関係なんですね!!
地上21階に・・・
メルボルン滞在が約三ヶ月、一度は高層ビルに住んでみるかと決めたココ、21階に居を構えました。真下を見るときっとコワいのでしょうが、たまたま窓から真下に隣りのビルの屋上があって見えない。もちろん21階ともなるとベランダはないので外には出られないです。でもそんなに閉塞感はないです。窓側はガラス張りなので周りの景色がよく見えます。
そういえば、以前、地上から離れる暮らしは自然ではなくて、どこかに無理があると思うって言ってたことがありましたが、世界のいろんなタワーといい、人は高いところに行きたいと思うものなのかしらね〜。今、こうして夜の景色を眺めながら、町の灯りと飛行機のライトに癒されてます。
うんと遠くにメルボルン交際空港が見えます。離発着する飛行機が見えてます。そのずっと向こうに山並みがあるんですが、かなり遠いと思われます。こんなに平坦で広い大地にある都市なんですね。メルボルンは! そこでオーストラリアは大陸だったんだと気づいたわけです。日本、ニュージーランド、フィジーと島ばかりにいたので大陸を知らなかった。。写真は窓から見える景色の真ん中辺りです。
今朝、朝7時に起きると窓の外に風船が4つ、上がっている。けどよくよく見れば、それは気球でした。ゆっくりと風にのって、一時間後には遠くに行ってしまいました。8月のある日も気球は飛んでました。どんどん近ずいて、そして通り過ぎて行きました。なんとコレ交通事故などの訴訟を受けおう弁護士事務所のPRでした。
すぐ前の道はAlexander Rd、路面電車トラムが走ってます。このトラム、サイ30頭分の重さがあるから、車であたらないでね!って、書いてあります。待つ場所がない停留所では横を並行して走っている車もトラムの後ろで止まって待ちます。二三日前にそれを無視して通り抜けた車にトラムの運転手が警笛を鳴らして注意してました。そうそうトラムにはハンドルがないんですよ。ブレーキとアクセルだけです。
さて上から見える景色についてはこのくらいにしておきましょう。ここはメルボルンの中心部からトラムに乗って、20分ほどの場所です。隣りに小さなスーパーがあるので、必要なものはなんとかなるのですが、やはり街に出たり、ここから歩いて15分ほどの商店街に出た方が欲しい物が手に入ります。
オーストラリアは農業国なので野菜、果物、肉類は新鮮で安いです。なによりもそれが嬉しい毎日です。そういった話を次にしましょう。
メルボルンにて 序章
オーストラリアのメルボルンにいます。ここに来ておおよそ二ヶ月になります。最初は人々の話す英語が全く聞き取れませんでした。お店で何かを買う時、何か言われても、何となくそうかな?と勝手に判断して良いとか良くないとか応えていました。今は少しは言われていることがわかるようになって来てます。もっと長くいれば、英語に慣れるのでしょうね。私のような年齢でもそうなんだから、若い人はもっと早くに聞こえるようになるんでしょう。
何から話そうかなあ!いっぱい話すことがあるんだけど、昔と違って、すぐに疲れてしまうから、今日は書こうと毎日、思いながら、なかなか書けないでいます。70歳を過ぎるとさすがに身体が言うことを利かなくなるんですね〜
6歳と8歳になる孫との日々を楽しんでますが、自分の子育ての時のように一緒になって遊ぶのはキツいです。それでも同じ年代の人に比べるとまあまあ頑張ってる方だと思ってます。
ここは住宅街です。公園が前にあり、ロイヤルパークもすぐ近く、その中のメルボルン動物園には電車で一駅です。近いからいつでも行けると思いながら、まだ三回しか行ってません。のんびりと観ることができる動物園です。
そうそう日本も最近は実にいろいろな形の家が建ってますね。ここも家々に個性があって、面白いです。古い家なんだろうと思います。オーストラリアは移民の国、それぞれの故国の形なのかもしれません。郵便局や警察の建物が古くて美しいのに驚きました。メルボルンの中心部に行くと高層ビルが建っている脇に古い建物が並んで見られます。そう言えば日本にある看板建築のような並びの商店街も多いですよ。日本はそれらの看板部分を真似たんだけどね〜
今いるところはマンションでその窓から見える景色はぐるりと180度、平らな土地がどこまでも続いています。メルボルン国際空港に離発着する飛行機が遠くに見えます。こんなに広い空間を見るのは初めてです。
その窓から、9月15日頃に突然、観覧車が見えるようになりました。遊園地の乗り物も見え、毎晩、ライトアップされ、8時過ぎになると花火が上がるのです。あんなところに遊園地があったけ?と・・それは年に一度のロイヤルメルボルンショーという農業祭のようなイベントでした。今年は9月17日〜27日、ということで25日に行ってきました。ここからだと歩いていけると息子が言うので朝、直線コースで歩きました。子どもと一緒なので約30分かかりました。
着いたのは11時頃だったと思うのですが、中に入ると驚いたことに想像をはるかに越えた大きな規模の会場でした。牛のセリ、羊、羊の毛の展示(商売としても)明らかに実際に商談してる感じでした。それだけでなく、羊やアルパカなどと触れ合うエリアもあり。乗馬の競技場もあり、実際の試合もあり、もちろん観覧車、遊園地の乗り物も大人用と子供用に分けてありました。ジェットコースターや数えられないくらいの乗り物。ドッグショーも。。。
フードコートも多く出店してたけど、人も多くて・・座る場所がなくて、途中、雨が降って、ちょっと寒い外のテーブルで…その後もめいっぱい遊びました。
夕方になって、そろそろ帰るかなって、思ったけど、みんなが競馬場のベンチに座っているので何が始まるのかと座って待ちました。犬と羊のショー(犬が主役でたくさんの羊を追い込む。牧場の仕事)とか、バイクがトラックの屋根から屋根に飛ぶショー!!目の前なので凄い迫力でした。
そして家から毎晩、見えた花火!日本の花火に比べると小規模だけど、目の前で上げられるのでなかなか見応えがありました。孫たちにとっては、最近、最も面白かったこと!なんだそうです。
3日後、観覧車も他の乗り物も姿を消してしまいました。あんなに大きな遊園地の乗り物、どうやって運んで行くのか、そのスケールの大きさにびっくりでした。
そんなこんなの日々の話、もう少し詳しく書いていきたいと思ってます。
稲荷神社
誕生日の翌日、素晴らしく美しい空!思い立って、伏見稲荷に向かった。
なぜ伏見なの?って・・何故だかわからないんだけど。
稲荷駅を降りるとすぐに境内に入る。りっぱな伏見稲荷神社の本殿がある。ゴールデンウィーク、この神社の周りの道も人と車で賑わっている。境内には外国人も多い。着物姿の若い女性も・・
JR東海のポスターでも紹介されている千本鳥居に向かう。人の流れに逆らわず、ただただ歩く。赤い鳥居が長く続く景観は美しい。しかし立ち止まることもできず流れに身を任せるしかない。
そんな鳥居を抜けて、まだ先に、階段と鳥居が続く。どんどん進むとさすがに登る人の数は半減するがそれでも多くの人が上に上にと登っていく。
鳥居と階段が稲荷山の頂上まで延々と続いていることは事前情報でわかっていたけど。それは自転車事故後の私にはかなりの強行軍。。。それでも・・登りたい。
行けども行けども、この鳥居と階段は続く。
人々はひたすら登る。外国の人々も多く、けっこう賑やかに登っていく。
見晴らしが良い場所で少し休憩。四つ辻の手前。なにしろ階段には休む場所がなく、空いていても聖域で座れない。こんな空間は嬉しい。
京都市内が遠くに小さく見えている。
定位置って、どこかしらね?
その後、四つ辻の茶屋でソフトクリームを・・暑くなった身体には嬉しい。さて四つ辻から御膳谷奉拝所、御剱社、一ノ峰、二ノ峰、間の峰、三ノ峰と巡る。30分コースらしいが・・健脚ならば行けると思うが、階段を登り、下るのは至難の業となる。30分はとても無理。息が切れて続かない。
写真はないが御膳谷奉拝所でご祈祷をお願いする。三つの峰の渓谷がここに集まって一の峰、二の峰、三の峰を拝する要の所。ここの奉拝所は小さな社だが目の前の御饌石の両横に天に向かって真っすぐに伸びたご神木が立つ。見上げるとご神木の上には青い空が・・神が降臨するにはふさわしい。今は田植えの時期、五穀豊穣の神様へ祈りを捧げた。
かってこの場所は普通の人が入れない聖域だったと神官さんから聞く。
山頂に向かって、ひたすら歩く、登る。着物姿の人たちや高いハイヒールの人、重い荷物をもった人、お年寄り(私もだが。。)、小さな子ども連れの方々は途中で諦めてしまうのだろう。登る人はかなり少なくなる。
やっと山頂に着く。山頂かと茶屋に訪ねる人がいるのかな?もうここまで来ると足の指の痛みが始まって・・とにかく戻りたい。
全行程、4時間の山歩きを終え、帰りの電車では爆睡、家に帰り着く。足の指やら、腰などなど痛みがあって、思いがけなくハードな山歩きだった。どこまでも続く階段という山歩きを初めて経験した。
そうそう、途中の荒木神社で可愛いきつねのおみくじを求めた。帰って開けたら、今歳はすごく良い運勢になりそう!
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