日曜日の過ごし方
毎日、休日状態なんだけど…家に居ても、燕と格闘するだけなので。。それに昨日の有子山登りではかなりの苦戦だった。足が弱いことを実感した日でした。あの「城200選」を挑戦中のご夫婦は私とやや同年齢のように見受けられたけど、「登ってくるのが大変だった」と言われても歩いて下山されたのです。続けられることで足腰が強くなってるのでしょうね。
ということで、やや黄砂に霞む日だけど、天気は良いし、竹田城を目指して、本日も挑戦と決めました。
自転車でいつもの丸山川沿いの散歩コースを竹田駅まで走る。
北近畿豊岡自動車道の下を横切ると
竹田城が見えてくる。
竹田駅に自転車を駐輪。線路の下をくぐって…
案内板を見ながら進むと。。
今から20年ほど前には権太を連れて登った道。
権太 https://yume-tsumugi.net/archives/743
ここだけが開けていて
こんな道が延々と続く。それでも昨日の有子山よりは整備されている。
が、誰もいないのでなんとなく怖い!
まさか熊はいないと思うのですが、昨今はどこにでも現れるので…
もうすぐ終点という頃に
前からもひとり、後ろからもひとりと上り下りする人がいて、ほっとした。
料金所が終点!
汗でぐっしょりになった服を着替える。
観光客が意外と多い。城址に登るかどうか、迷ったけど、ここまで来たのだからと。。
ここは和田山側が見える。さっき走った円山川沿いが一望できる。
蛇行する川の先、左手の山が突き出た場所の裏に私の家がある。
木々の緑がいい!
けど歩道は草も石もなく、スポンジの上を歩くような…歩道
↓ 本丸北面を背に
↓ 同じ場所の2000年9月、季節が違うけど、上の歩道はありません。
南畳敷曲輪には団体客が多いです。↓
↑ 白くなってる場所。
この場所、↓2000年9月の写真(撮った位置が違うけど)
松の木も何本かある場所のこと。人が歩くことでついた自然道。
その場所に行くと今はこんな状況です。
☆
でもでも、この場所からの展望は良いです!!
朝来町方面が見えてます。↓
この城で暮らした人々は毎日、豆粒のような町並みを見下ろしていたとして、それはきっと気分が良かったでしょう。でも住み心地はどうだったのかと思ったりもします。風が吹いて、雨が降って、雷が鳴るとかしたら。。。
さて、そろそろ、帰ることにして…が、城址内は広くて歩き疲れて、帰りはバスの方向に向かう。駅まで帰ると駅の待合室でちょっと休み、自転車で帰る途中に紅茶店に寄り、すぐには家に帰らず、途中で友人からの電話もあって、ゆっくりと走って家に着いたのです。
その後はシャワーを浴びて、爆睡でした。そんな日曜日を過ごしたのでした。
有子山城
出石城の上に有子山城址があるのは今まで知らなかった。1574年、山名祐豊が築城した城で1580年に羽柴秀吉によって落城した。1604年には廃城になっている。20年間のみ、存在した城である。ここに行くのが今月の但馬学研究会の例会となった。
有子山は(標高321m)下の地図に載っているように出石城よりもかなり上にあり、残っているのは石垣のみである。が、千畳敷などは山の頂上を平に削り、かなりの広さがある。ここではお茶会なども催されたようで、当時の器のかけらが出てくると言われる。
さて、どんな山道か、よく知らないままに出石城から続く遊歩道を登って行った。
案内人は豊岡市立歴史博物館の学芸員の中田さん。
ところがすぐに初心者には厳しい急な坂道となる。これはかなり厳しいと判断したひとりが登るのを諦め車で向かうメンバーと合流。
このような岩場の横に作られた道、とても遊歩道とは言えない。急登!
どこまでも続く階段状の道。
やっと中間地点!ここからは平らな道となる。
千畳敷!杖が。。。
有子山には朴の木があちこちにある。この千畳敷の真ん中にある朴の葉がほしいT氏。
ほうば味噌!!美味しかったかな?
学芸員の中田さんの説明を主郭で聞く。
出石城下町を眼下に。出石川や谷山川は外堀の役目をしていたことや町並みから「総構え」の構造を持つことなどの話を聞く。
現在の出石城下町はその当時とはかなり変化しているが、その形跡は残っている。
☆
そうそう昼食を食べて、その場でゆっくりとしていると、登って来られた人が栃木から車で移動し全国の山城を登っていて、今日はここで三番目の城だと言われる。泊まりは道の駅で車に板を、その上に布団を敷いて寝ていると。今回は一ヶ月の予定とか。
次に登って来られたご夫婦は京都の方で日本の城100選はすでに北海道から沖縄まで行き、今は城200選を挑戦中なんだそうです。こちらのご夫婦は温泉旅館に泊まるのが楽しみだとか。私たちが大変な思いをして登ってきた道を帰っていかれました。年金世代は元気です!!
あの遊歩道を下るのは無理!と私は車に乗せてもらって下山した。この山道には許可がないと車では登れない。普通乗用車で、よくもこの悪路を登ってきたものだと思うほど、車での下山も緊張の連続だった。舗装のない石だらけの道、道幅が狭いだけでなく、急坂、180度のカーブと次々に来る難所、下まで降りた時には皆、歓声!だった。
燕 その三
窓の外で燕の鳴き声がいつもよりも騒がしい。何かなって、窓の外の巣を覗いて見ると。
あれ!3羽しかいない。
あら!巣立って3羽が外の梁にいる。
ということは合計6羽だった。
しばらくすると、巣に残っていた燕たちも外の世界に出ていきました。
その日の夜は巣に戻ってましたが…
次の日には
完全に巣立ちました。
と、そこまでは良かったのですが、
夜になるとどこで寝ているのか、6羽の巣立った燕たち?
親鳥の方は相変わらず、玄関のインターホンのセンサーの上で休んでますが。
日中は玄関の内側のホールで賑やかに飛び回り止まる巣立ちの燕たち
何か?あやしい動き…
この泥は?
巣作りを始めている!
そこ!さすがに、それはちょっと困ります。
言わば家の中だし、歩く場所だし、そこはちょっと勘弁してくださいよ!
蛇とかの天敵に狙われない場所ということは理解するけど。。。
泥を落として、ビニール張って、阻止してますが…
薔薇の話
ある日、花屋の前を通った。そう言えば薔薇の花を飾りたいと思っていたことを思い出して花屋に入る。母の日の準備で忙しく働いている花屋さんでしたが。「薔薇の花をください」と言うと、「薔薇ですね」といくつかの薔薇の花を指して「どれにしますか?」と聞かれたので「香りの良い花がいいです。」と応えた。
ところがガラスケースの薔薇の匂いを嗅ぎながらの「香りのあるのはないですね」と言うのです。確かにどの花も匂いはない。仕方がないので、それでもいくつか買って帰りました。
花を生けながら、あれ!と思ったのです。薔薇=棘、という、あの茎を持った時の痛みが全くなかったのです。そういえば棘はどうなの?と茎を見て、どこにあったっけと探すのだけど…どの花にも棘がなかったのです。なんとなく気抜けしてしまいました。
せめて香りは残してほしかった!!
香りがある薔薇を求めたい!
蔓
4年ほど前になるのですが、ある日、塀の隙間にユウガオが可憐な花をつけているのに気づきました。
塀の木との調和が良くて、毎年、夏になると楽しみにしてます。以来、ユウガオを抜かないで楽しんでます。と言っても庭に生えた雑草は全部はとりません。根がはびこらないかぎり…
「蔓もの」って、いいな!と思うようになって、目隠しにもなるから、庭師さんと相談して、いくつかの蔓ものを昨年、植えました。
そして今年!
家の中からは気づかなくて、外から家を見て、いつの間に、こんなに花が咲いていたんだと。。
感動しちゃいました。
塀の上に咲き誇る白い花、テッセン(和ものだと思っていたら、クレマチスが入ったもの)です。
白い花って好きです!
まだ花が咲いてないですが…ここには他にも郁子(ムベ)、あけびなどの蔓ものが植わってます。
あけび
郁子
これは日本のものではないのですが…
これらが絡んで咲きだすとどんな塀の状態になるのでしょうね。
とても楽しみにしてます!!
つばめ…雛が
我が家のベランダにある巣に来たつばめ、私を警戒しながら、卵を抱き続け、とうとう雛が孵ったようです。
糞を受ける新聞紙に割れた卵がふたつありました。
二羽の雛がいるのでしょうね。時に留守をするようですが、以前に比べるといつも巣にいて、雛を守ってます。
糞が落ちるので新聞紙を変えようとすると親鳥は飛び去ります。警戒しなくても良いのだけど…と言っても彼らには通じないですね。ある時は二階の窓を開けて外を見ていると電線に止まっていたつばめが私の近くに飛んできて飛び去りました。?と思ったけど、あれは威嚇だったのですね〜
今も餌を運んで来ました。私の姿を確認すると急いで飛んで行きました。まあ馴染むはずはないですよね。そうそうつばめは人が住まない家には寄り付かないんだそうです。人が居るから、天敵にから守られるということ!この場合、持ちつ持たれつの関係ではないけど、そういったことって、面白いですね。
暗くなると、もう一羽は必ず、玄関のセンサーの上で休んでます。
これも人が守っているのですね〜
久しぶりに参加!
但馬学の4月例会に参加しました。一年に2、3回しか参加できないのですが…
今回は大屋町のミズバショウ公園でした。この時期はその土地の草花がたくさん見られて良いですね。大屋の水芭蕉は西日本唯一の自生地なんです。ここは湧き水が多い湿地、それも底なしの湿地、その昔から間違って入り込んで命を落としたという話が伝わってます。いわば、そんな場所でここの水芭蕉は一万年前の氷河期から生き延びてきたと言われてます。
ここは底なしの湿地、管理作業は大きな板を渡してするんだそうです。
この日の水芭蕉は最もたくさん咲く時期を過ぎてしまっていたのですが、それでも1000株以上が咲いているということでした。講師は菅村定昌さんで公園内に咲く湿地植物や山菜の観察会でもありました。詳しくはFBの但馬学研究会のページに(https://www.facebook.com/tajimagaku/)
可憐な草花に魅了されながら、良い時間を過ごしました。菅村さんが事前に作成された小冊子を見ながら、観察しました。菅村さんにはずいぶん昔から草花の名前を教えていただいているのに、いつものことですが覚えられません。
カナビキソウ?なんか違うような…
今回、ひとつだけ覚えられたのは十二単。大屋の天滝にしか見ることができない植物です。
十二単
?
ということで冊子を見てもわからないし、本でも調べられない。でも、見落とすような小さな花がいくつも咲いているのです。小さな花だけど、よく見ると可憐だったり、美しかったりするのでとても癒されました。
そんな穏やかな1日を過ごすことができました。
10年目の庭
庭を作るにあたって、庭師さんから、どんなイメージの庭ですか?って聞かれました。小さな小川が流れるイメージかなって、応えました。「祖父の庭」(https://yume-tsumugi.net/archives/991)に似ているわけでもないのですが、そこに身をおくと想い出が走馬灯のように湧き上がります。想い出に浸る歳になったのでしょうね。「祖父の庭」を読み返しながら、こんなことを書いていたんだと思うと同時に、すでにそれを忘れていることに、ここ数年の変動を感じてしまいます。
そして小さな小さな川が流れている庭ができて、今年で10年になろうとしています。2013年に書いた日記(https://yume-tsumugi.net/archives/1367)の頃よりも木々の重なりが密になっている。深い森のイメージになってきていて、庭は想い出を越して新しい世界を展開し始めている。これは嬉しいことだと思うのです。
エビネラン!
時間がある時に雑草の整理をしないといけないです。整理って言うのは取るか取らないかという。。深い森のイメージですからね。
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