老いを生きる
フィジーから日本に帰って、半年が過ぎた。
毎日、あれこれすることが多くて、先週は首がまわらなくなって痛みを抱えてしまった。でも今日はもう大丈夫。
これからはこのブログ「老いを生きる」というテーマで書いていこうと思う。
私の母が仕事を辞めたのは78歳の時だった。私もその年齢に近づいて来ている。2年ほど前から、物覚えが悪くなって来た。今さっき、覚えたはずの言葉がどうしても思い出せない。えっ!何だっけ?とまた最初からやり直すことが意外とある。特に英単語が覚えにくい。同じ言葉を何度も辞書で調べる。すでに知っているはずの単語のスペルまでがあやふやになって、いちいち辞書で確認することが多くなった。
このことで母が仕事を辞めた理由がよくわかった。となると今のうちに、しようと思っていたことをしておかないと結局、何も出来ないことになると昨晩、思った。
織りは、この何年か、日本にいない時があり、織りたいと思っても、それに集中できなくて、時間ばかりが経過し、全く織ってない。思うにすでに着尺といった細かい作業をする織りはできなくなっているに違いない。だとすると何を織ることができるのか、昨晩、考えてみた。いやいや、するしかない。
とにかく、いよいよ再開することにしよう!
部屋一杯に収まっている、染めた糸、まだ染めてない糸。埃をかぶった織りの道具などなど。。。生き返らせて形にしたい。
かって織りの先輩たちは今の私の年齢でも素晴らしい作品を作っておられた。まだできる間に大いに織りを楽しむことにしよう!
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