今の話

階段の多い町に

 このところ都会にあって、すごく田舎のような町に居ることが多くなリました。ここは階段の多いところだとは聞いていたのですが、確かに階段を使わないとどこにも行けないのです。マンションの玄関も階段を登り、六甲ライナーに行くのも階段を登り、スーパーに行くにも階段を・・・

 一体どうしてこんなに階段を造ってしまったのか?造られた当時は若い人が利用する街だったのでしょうね。分譲として売られたマンション群に住む人たちが今は高齢化して、ちょっとまずい現象になっているのかもしれません。

六甲ライナーへの階段

 若い住民は自転車をフルに利用してますが、老人はショッピングカートを引いて(場所によってスロープがあります)買い物に行かないとかなり辛いものがあります。今のところ私は重いものの場合は背負える買い物袋で折り畳めるのを持ち歩いてますが・・

 階段を使う生活をしていると自ずと階段慣れしてくるものだと実感してます。ついこの間まで階段を登るのも降りるのも端の手すりの側を使ってましたが、この頃は結構、気にしないで人の流れにのってます。

 この場所はミオの学校に近いので引越す事にしました。今回は引っ越し業者を頼まないで、前に住んでたマンションから、こちらに少しづつ移動させているので大変な日々です。向こうは広いところ(広いリビング、キッチン、個室が3部屋と倉庫)だったけど、こちらはそれに比べると、一般的な大きさ(和室つきのリビング、キッチン、個室が2部屋)です。

前のマンションのリビング↑ 見えた景色↓

 ひとまず使わないものはトランクルームに本当に必要なものだけをこちらにと動かしてます。シンプルな生活を目標に!!

 大きく成長した14歳のリクが息子を助けてます。二人で全自動洗濯乾燥機と冷蔵庫をホンダのミニバンで運びました。他の大きなものは軽トラを借りて、エアコンだけは業者に頼みましたが・・

 そんなわけで毎日、荷物の整理に追われる日々です。都会に居て、けっして楽してるわけではないのですよ。まあ、この歳で何とかやっていけるのでよし!というか有難いです。

 この大晦日にはこの忙しさやしんどさも終わります。来年は六甲アイランドと但馬を行ったり来たりかなって思ってます。

住みやすいかも

 六甲アイランドって、どんなところ? ちょっとだけですが知った範囲で紹介します。

なかなか良い窓枠でしょう。遠くに見えてるのは海、なんと大阪湾です。

 と言っても、六甲アイランドは人口の島です。造られてから34年が経ってます。その間に変化したことがあるでしょうけど、今は19000人ほどが住む静かな町です。住宅の周りは工場や倉庫などが囲んでます。

  

 戸建住宅も多いですが、マンションの数は半端なく、30階以上の高層住宅も多いです。・・番街・・番館といった住所表示になってます。↑走っている電車、六甲ライナーは1990年に開業した自動案内軌条式旅客輸送システムで動いてます。運転士がいないし、駅員もプラットホームにいないので初めて乗る人はどうすれば良いの?ってこともあります。


 ここはマンションの駐車場の上(屋根)に造られた公園です。木々は年齢を感じさせ、しっかりと根付いてます。その公園を歩いていくと歩道橋に続きます。

↓その歩道橋から見える景色です。

 こちらは山側、六甲山が見えてます。六甲ライナーの橋桁の下の散歩道です。アイランド北口駅の近くです。ここには小磯良平の美術館があります。 

 さて、下の道は散歩コースでアイランドを一周してます。この前の記事にも紹介しましたが、一周は約5km、私の歩数では10000歩です。いつも誰かが歩いています。時間帯によっては多くの人とすれ違ったり、追い越されたりです。走る人も多いです。

こんな道が続いてます。

 大阪湾の方の海です。南国のようですね。ここには大きな娯楽施設がありました。1991年開業したAOIAという遊園地と巨大プールの大きなレジャー施設だったようです。阪神大震災で姿を消してしまいました。この木が当時の名残りなのでしょうか。この日はボランテイアの人たちが清掃されてました。

ここでは釣り人が・・・けど、 こんな看板が。でも何で釣りしちゃいけないのかな?。

 海をただただ見つめる人、階段を使ってトレーニングする人、ここでは多様な楽しみ方があるんだなと思いました。

 そして湾内では忙しく働く船やコンテナを積み込んだり、降ろしたり・・・そんな六甲アイランドのひとこまの紹介でした。

 

六甲アイランドへ

   いつもはJRを使って神戸に行くことが多いけど、ここ最近は特急バスを使っています。ので駅に来ると必ず写す機関庫は少し遠い。バスは予定時間には必ず来なくて、いつも10分は待たされるのだが、それでも到着予定時間少し前に行って待つしかない。。。

 三ノ宮に着くと次のバスに乗り換えて、約20分、目的地に着きました。

 Asia One Center(左手のビル) 1990年に当時のP &Gファー・イーストが本社と研究機構を集約して建設されたらしい。2009年にシンガポールに順次移管、この街から働く人々が消えていった。それによって街の商店街もどんどん消えていき、現在は当時、建てられたマンション、戸建住宅、高層マンションといくつかの学校の街になっている。なになに番街なになに番館という名所のマンション群がある。

 街中のスーパーの前にカルガモが餌を摂ってましたが、人が近寄っても逃げません。秋も深まって、イチョウなどが色づいて美しいです。

 アイランドの周りには工場が多く、住宅街とは緑の樹林で分けられています。散歩コースとして整備されてて、一周できるようになってます。ここから歩き始めて約1周してみました。10000歩とちょっと。

 

 途中には野鳥を観察できる場所もあって、鳥達に気づかれないように観察したり写真を撮ったりできます。この島では90種ほどの鳥が見られるようです。

 この日はiPhoneしか持ってなく、画像が粗いですがマガモ達を撮ることが出来ました。

 Rikuは14歳になりました。

京都へ

 昨日も京都に出かけてました。今回は油絵と水彩画の絵画塾の最終日、午後からの授業ですが朝一の特急で出かけました。駅でのいつもの写真を撮って乗り込むと、以前に比べると多くなってる乗客です。と言っても半分以上、空いてますが。

山陰線のプラットホームに来る度に写す機関庫(和田山駅)

 二条駅で下車、バスで堂本印象美術館に向かいました。この美術館に行くのは初めてです。立命館大学の前にあるんですね。堂本印象美術館 https://insho-domoto.com

 今、「山口華楊ーいのちに心をよせてー」が開催されてます。行くと良いよと先生からのお薦めで行ってきました。全くの素人の私が感想を書くのをお許しくださいね。対象、特に生き物を納得のいくまで写生されたであろう作品の数々でした。対象を包み込むような背景の色なのに対象を引き立てている。黒豹の眼、子馬の眼、狐の眼、作品全体に心を動かされるものがあってじわっと心に残ります。行って良かったです。

 午後の課題は10分間、ポーズをとるモデルさん(白いブラウス、茶色のズボン、スニーカー)をコピー用紙に水彩絵の具で描くというものでした。絵筆で直接、描くのは初めてだったので、なかなか慣れなく難しく苦戦しながらの最後まででした。対象をきちっと描くのは色で始めた意味がないように思えるし、対象と背景の色をどう使うのが良いのか、これはなかなか難しい課題なんだと思わされ、かえって描けない。ああ、子どもになりたいとつくづく思いました。

 この絵画塾は実に面白かったので、次も受講しようと思ってます。

マガモが飛び立って・・

 いつもの散歩道とは少し離れたところ、数十羽のヒドリガモとマガモが留まっています。カルガモも日によっては大きなグループでいることが多い。この場所には人家が少ない。それがカモ達にとって、安心できるところなんだと思う。


 今日もヒドリガモ達は食事に夢中だった。

 たぶん昨年もこの場にいたオオバンではないかと思う。実はこの場所、昨年はこんなにヒドリガモがいたようには記憶にないのですが・・

 実はここにはマガモのグループもいて、彼らはこちら側のブロックに上で休んでいることが多い。今日もまた休んでいたのですが、私が近寄ったことで一斉に飛び立ちました。

 私はなんの危害を加えるわけではないのですが。彼らはひどく人を警戒します。ので逃げたというか・・

 で、ヒドリガモ達も慌てて移動することになったのです。最初の場所から200mほど移動して、様子を伺ってます。

 ヒドリガモの高い鳴き声が響くので、邪魔しちゃまずいと退散しました。カモ達が人を気にしないでいられると良いのですが。都会の公園にいるカルガモ達は人を全く気にしない。あんな風に穏やかな風景が良いというのは自然界の厳しさを識らない者の甘さなんでしょいうか?

 

川にはカモたちが賑やかに・・

 11月に入りました。ハラハラと落ち葉が道の片隅にたまってます。秋は早く過ぎて行くのでしょうか?

 そして、いよいよ私が待ち望んだ日々になりました。川には春に渡って行ったマガモ、ヒドリガモ、コガモが帰ってきました。最初はなかなか入りにくかった留鳥のカルガモとの距離も縮まり、一緒に休んでいるのが見られるようになりました。

 

 この場所、やっとコンクリートの暑さが軽減して今は暖かく、その上、人が近づけないので、カモたちの休む場所になってます。そして、こんなに混み合ってます。今の時期はカモの姿はエクリプスなので判別しにくいですが、カルガモ、コガモ、ヒドリガモ、マガモがいます。

 昨日、31日に見かけたカワアイサのツガイです。いつも彼らが集まる場所に来てました。まだこのツガイのみですが、今にグループがやってくるでしょう。オオバンもまだですが・・去年は11月3日に最初に確認したのでそろそろです。

 少し下流で橋から川を覗いてみました。水が澄んでて美しいです。

 

これは!!

 夕方の散歩、いつものように橋を渡って右に、するとエンジン音がしている。うん!稲刈り機の姿はないし、何の音なんだろうと思いながら歩いて行くと、現れたのはこれ!

 ドローン!だ。かなりの大きさじゃないの。

 噴霧している。そうか!農薬散布用のドローンだ。けど、散歩道に近いじゃないの。3mも離れてない。農薬が・・・。気づいたのか、反対方向に移動した。このところ、畑を拡大してネギを植えてる若い農業家さん達だった。

 確かに防護服を着て、背中に農薬噴霧器を背負っての作業は重労働だし、薬から逃れられない、これは良いと思う。でも、このドローンはたぶん16kgほどの重さで大きさは1mと少しだと思われる。5ℓの散布液を入れるとかなりになる。何かの原因で急に落下することもある。

 一人で操縦するのではなく、ドローンの近くで周りの状況を把握して操縦者に伝える人がいると思いました。事故が起こらないように。(この時ももう一人の方がいましたが・・・)

 45分後、まだ散布してました。

 

9月

 朝、早く起きるのが苦手な私が目覚めてから起床するまでにたいてい時間がかかる。今日は8時をまわってた。

 起きてから、あちこちのカーテンを開ける。二世帯なので隣の息子側の窓のブラインドを開けると仕事に行ってるから灯りが点いてない。孫は寝てるのかな?と思う。

 かなり時間が経った時に、あっ!9月に入ったから、二学期が始まったんだと気づいた。以前、一緒に暮らしてた次男の孫達の通っている学校は8月に今年度が始まっているのと彼らの休みが長かったので同じように思っていたせいもあるのだが・・

 こうしてマイペースな日々を送っていると世間のことに疎くなる。特にコロナ禍で人と会うことが限定される今はじっと篭っているのが良いと思ってしまう。身近でコロナ濃厚接触者になったと聞くことが多くなってくると尚更、人混みには行けない。

 毎日の散歩は最低、1時間半、続けている・・そこでの知り合いは増えた。

 近々、以前に予定を入れたこともあって少し遠出することにしている。せっかくなので一度に済ませるように予定を組んだ。美術館には2、3カ所、行きたいと思っている。

 9月は前向きで行く!!感染対策しながら・・東京にも行きたいが・・。東京は美術館が多いからね〜 でも今のところ我慢!

少しづつ変化していく・・

 毎日、散歩してるところには田畑が広がっている。そこでいろんな事を思う。

 すごく丁寧にきっちりと田の管理をされているご夫婦の田とその畔はまるで家の庭のように愛おしく日々、草取りをしたり、畦の草を刈ったり、花を育てたり・・

 雑草が生えても良しとされる田も近くにあって対照的です。

 

 そして、どんなに暑くても日中、真っ黒に日焼けしながら、仕事をしている若い人達がいます。岩津ネギの畑ををどんどん増やしています。

  ≈

   

こんなに丁寧に草刈りして・・

 去年のこの場所付近の写真です。ネギは植えてないように見えます。農業に取り組む若い人達に元気をもらってます。

 

小さな庭の今

 我が家の小さな庭でも四季を感じます。最近はブルベリーが実って、黒く色づいた実をとって、ちょっとつまみ食いをしてます。昨年は鳥に食べられないように網をかぶせてましたが、今年は鳥が来ても良いと思ってます。

 時々、庭に気配を感じることがあって、よく見ると姿が・・と、向こうもこちらの気配を感じて、諦めたて飛び立っていきました。このヒヨドリは我が家のどこかに住んでいるので、私がいない時に啄んでいると思ってます。。

 この庭は2013年6月に造られました。ここは昔、川だったところで掘ると石がゴロゴロと出てきたり、医院を建設するときに水が沸いて大変でした。庭師さんの話では土が良くないから、入れ替えましょうと・・

 

 あれから9年経って、庭らしくなりました。ブルーベリーは3本になりましたが、日当たりが悪いところがあっても、それなりに実ってます。

 これは最初のブルーベリーとは違う木です。陽が当たる場所が下の方なのか、下の枝に実が多いです。ので鳥も取りに来ません。

 その手前に最近、置かれたのは、この甕!コンポストです。生ゴミや落ち葉、雑草、切り取った枝など全てこの中に入れてます。いつか良い肥料になることを期待してます。家の中の生ごみがゴミ箱から消えたのでゴミ箱は臭くなくなって、快適です。

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