9羽のヒナ
今年は川の状況がかなり変化しているのでカルガモの子育ては見られないと思っていました。昨年に比べるとカルガモの数が激減しているのです。理由は河川敷の雑草や木などを伐採したことにあるのだろうと思ってます。カルガモなどは虫なども食べますが基本的に草を主食にしてます。その草が減ったことや身を隠す場所がなくなったことなどがあるのでしょう。
でも7月24日の18時半過ぎでした。辺りが暗くなってきた頃だったのでよく見えなかったのですが、なんとなく石の上がいつもと違ったので双眼鏡で確認したら、あれ〜、カルガモのヒナ?なのと写真を撮りましたが、どうしてもボケてしまう・・
それでもなんとか撮れました。それが下の写真です。ヒナの数は9羽でした。
その日から、夕方に散歩に行くようになりました。彼らが移動するのは夕方、人が気づかない時間になることがわかったからです。日中は隠していて確認できないからです。特に人を恐れます。↓7月27日
人の目を気にするとあちこちと移動して実際に留まるところには行きません。私は警戒されているのでしばらく見えないところに隠れているしかなかったです。(↓7月29日)
他には気づいた人がなく、行き交う誰もカルガモが子育てしてるなんて思っていないようでした。前に他の人に話したら、噂になったようで川近くまで行って覗く人がいて、カルガモ達には脅威になったので話さないことにしてます。(↓7月30日)隠れながら移動中!
最初に居た石とは違うところです。前の場所は端に近くて、この場所は人が近づくことがないので選んだのでしょう。
その後、私はしばらく留守にしてました。8月6日、久々、行くと珍しく橋の近くで目立つ石の上にいました。いつもよりも30分ほど早かったのですが。。。どうも移動する前だったようでヒナを遊ばせているようでした。
8月8日、いつものように石の上にいます。9羽、1羽もかけることがなく・・珍しいです。今まで見てきたヒナの子育ては10羽以上産んでも最終的には4羽ほどでしたから。↓
8月13日も変わらず、石の上に・・かなり大きくなってますが。
8月14〜15日、大雨と台風がやってきて、彼らがどうなったのか?を確認に行けないでいました。
8月18日、↑やっと散歩に行けるようになって、10時頃に彼らの姿を確認しました。石は水の中に沈んでいて居場所が定まらず、他のカルガモも集まってきていました。幼鳥になりつつあるヒナ達を守って移動してました。↓8月19日
今も川が荒れたままなので彼らはまだ落ち着いた日々ではないのですが、9羽のヒナ達は1羽もかけることなく、この場所にいます。すっかり幼鳥になってます。その成長を数羽のカルガモが見守ってます。↓9月3日
台風の爪痕
時は速く過ぎていき、9月に入ってしまいました。この頃は鳥見が広範囲になってしまい、最初の頃の散歩コースを歩くことも結局、時々になってしまったのですが・・
その散歩道、7月15日の台風が去った後、押し流された大量の木屑などのゴミが遊歩道の橋の上に溜まり、通り抜けることが出来なってしまいました。
台風の爪痕はそこだけではなく、堤防沿いにかかる橋の上から下を覗くと、台風前は小さな島が出来てて、その隙間はカルガモ達の良い隠れ場になっていました。(↓写真は7月30日)
それが台風が去った後、木は根こそぎ倒されるという無惨な状態になってしまったのです。
この場所ではカルガモが9羽のヒナの子育ての真最中でした。あちこち川にあった木が倒れたり、流されたりした惨状を見て、逃げ切ることが出来たのか、とても心配しました。(↓この写真は7月27日)
18日、かなり大きくなってたカルガモのヒナ達は数羽の成鳥に守られているのを確認しました。(人を警戒する彼らの動きが速くて、写真がなかなか撮れなく・・・)
今日は久しぶりに散歩してきました。
道の先を上がって行くと川を横切るカルガモの姿を見ました。大きくなって親だか幼鳥だか分からないですが、元気に育ってます。成長とともに一緒に行動しなくなってるので、9匹を確認するのはもう無理ですが・・
消えたヒドリガモ
このところ暑い日が続いていて、川にカモ見に行ってもカルガモの数も少なくなっているように思えます。
5月の初めにヒドリガモのメスが1羽でいるところを見つけました。もう他のヒドリガモは居なく、けどそれを気にするわけでもなく、堂々と石に休んだり、泳いだりしてました。
5月5日
同じ日に撮った写真です。私が近くから撮っても気にしないのでこっちが大丈夫なのと思ってしまいましたが。。その後、この場所に居着いてしまい、カルガモのグループに中にうまく入り込んでいて、それでも完全に受け入れられたわけではなく、少し距離をとっての行動でした。
その頃には警戒心もあり、人間が近くに寄れない場所にいるように思えましたが、カルガモに比べると私が近寄っても動くことはなく気にするようでもなく。
6月になっても変わらず・・・
6月23日
7月になっても変わらず・・・
7月15日
7月24日
7月31日
8月も大きな変化はなく、すっかり定着して安心し切って過ごしてました。
8月18日
8月19日
8月20日
ところがこの日20日を境に姿が見られなくなったのです。雨が降らず、21日は朝来市が38.3度を記録した日でカルガモ達が休む石があるのですが、そこが熱くで休めなかったのかもしれません、カルガモも居なくなり、22日になってもカモ達は戻ってくる気配もなく・・・
その後、1週間、私はこちらに居なかったので、昨日、川に行ってみましたが、数羽のカルガモは戻っているのですが、ヒドリガモの姿はないのです。一体どこに行ってしまったのか?それとも命を奪われたのか?わかりません。近くを探すのですが、見える範囲には確認できずです。
私の中でこの夏が終わったような・・・喪失感を味わってます。毎年、渡って行けなかったカモを見てますが、秋までもつのは稀だと思うのです。それでもこの場所から1 kmほど下流には5羽のマガモが居て、今のところ何事もないようです。
ヒドリガモ編
たった1羽で留まってしまったヒドリガモのメスがいます。
あれはいつだったか、ほとんどのヒドリガモの姿が見えなくなって、今年は残ったコは居ないと思っていた5月5日、カルガモに混じって、のんびりと泳ぐ小さなカモがいて、あれ?!もしかしてヒドリガモのメスじゃないかと、次の日にも、その次の日にも警戒することもなく川の縁に沿って食事してました。
数日が経って、大雨が降った後にはしばらく姿を見ないから、どうなったのかと心配したけど、24日に餌をとっているのを見つけ、29日には最初に見た石の上で休んでました。
その後は少し警戒するようになってます。が、6月19日も元気に泳ぐ姿を確認して安心しました。
6月24日
7月16日 カルガモたちが多くいる場所で一緒に食事しているのですが仲間として同じ行動をするわけではない。それでも1羽でいるよりは安全です。
7月27日
7月29日、18時をまわって、少し暗いですがカルガモが多く休んでいる、ほんの少し離れた場所で休んでました。
7月31日、いつもの場所は暑さと夕立もない日が続いて、水量が減っていて、カルガモの姿がほとんどなく、どうしているのかと気になりましたが・・
マガモのメスがいる堰にやってきて、少し離れて休んでました。夕方の18時前でしたが、きれいな色合いの場所でした。そこにカルガモも加わって、とても良い時間が流れていて、私も幸せな気分になりました、
彼女は秋になるまで、この場から離れることはないでしょう。どうか命を落とすようなことが起こりませんように!!
渡って行かなかったカモ・・マガモ編
毎日、すごく暑い日が続いてます。豊岡に比べると朝来の温度の最高は少し低くて32~34度でしたが、それでも30日には36度となりました。で、この頃の鳥見は夕方5時以降に行くことが多くなりました。
以前に比べるとカルガモの数も減っています。河川の草や木を刈る大々的な工事のせいかと思われます。この2.3年、カモ達の楽園だったのが夢のようです。
今年は渡り損ねたマガモ夫妻とヒドリガモのメスがいます。それを確認するのが私のメインの鳥見となってます。まずはマガモ!下の写真は6月24日に撮影。
7月に入って、さすがにいなくなったと思っていたら、11日に、少し上流であれはマガモじゃないか?とエクリプスの2羽がいて(ということはオスが2羽?)写真は一羽のみですがもう少し右側に一羽いたのです。
7月16日にはつがいのマガモを確認!今度は下流で・・エクリプス状態なのでカルガモと見間違ってしまいますが。17日、18日と同じ場所で確認・・
18日
その後、しばらく見つからず、23日に一羽のみ確認する。
その後、26日にやはり一羽のみ確認・・・
その後はどこにもいないので、30日、少し下流に行ってみるとあれ!もしかしてマガモじゃないかと・・
このマガモが行った先には同じようなカモの姿を4羽、確認したのですが距離が遠くて・・らしいでしかない。けど、この分だと何羽かが留まっていると思われます。
翌31日、雨が降らなくて、川の水量が減ったためにカルガモの姿がかなり少なくなって、今日は無理かと思いながら水量が多い堰を見るとあれ!マガモのメスのようだと・・
すぐ近くにオスも確認、メスに比べると明らかに警戒してましたが・・
こうして探していると意外と複数のマガモが留鳥になっている。エクリプスに変化して、この実に暑い夏を乗り切ろうとしている。どうか秋まで生き延びてほしいと切に思うのです。
カワアイサは・・・
カワアイサ、4月18日には4羽が残っていました。まだまだ行かないコ達なんだと思ってました。それでも他の多くのカワアイサはすでに渡りに入っていないのできっと、近いうちにはいなくなるだろうと。。
しばらく私は神戸に行ってました。
27日に帰ってきて、すぐに鳥見に出かけていきました。するとまだ1羽がいるではないですか!あらら、どうしたの?みんなもういないよ!と・・
ちょっと寂しく見えたのは私の勝手なんですが。。次に日からは全く、見かけなくなったので渡って行ったのでしょう。去年のように渡らないでいるうちに羽に傷を負ってしまうと・・悲しいことになるからね〜https://yume-tsumugi.net/archives/5625
土曜日は・・
晴天の土曜日、ラグビーの練習が終わった孫と息子の大好きなインドカレー屋へ・・激辛好きな息子に影響されて辛いのが大好きになった孫。この店、以前、孫ではなく私の方に辛いのが来てしまって、その辛いこと!!で、最近は私も並の辛さが物足らない。
ランチの後、私だけいつもの散歩に。海沿いに来ると・・
人がいないみたいなんだけど、たまたまいなかっただけで。白い建物はジャズを聴きながら、カフェの店。そのジャズは愛好者が弾くような・・↓右手には昔はこの場所から神戸シーバスが運行されていたらしいけど、今は使われてません。
さてさて、その場所の右手の広場では魚を釣る人、自転車を乗りまわす子、スノボーの練習をする子などで賑わってました。しばらくベンチに腰をおろしてボォっと・・その間、前を走り抜けるランナーや散歩を楽しむ人たちが平日よりも多かったです。。
海岸沿いから進むとすぐにアイランド野鳥園、その窓から見るとマガモ1羽とオオバン2羽、アオサギがいるだけで他のカモは見当たらず、マガモも仲間がいないか、探しているようでしたが・・
野鳥園をあとにして、少し登るとシロヤマザクラのベンチが、最近はこのベンチに座っている人を見かけるようになりました。
ここは甲南大学のテニスコート、葉桜の下、テニスボールの音が心地よかったです。
橋を抜けて、少し行ったところで前を散歩する人が立ち止まってたので、何かなって見ると木立の下に珍しくカルガモのツガイが・・ああ、そろそろ子育ての時期で巣になるところを探してるのかも・・
その場所を取り過ぎて少しすると、この頃、見つけた散歩コース・・仕事を終えた人が行くのでついて行くと、六甲小学校、その隣に公園があり、そこに吸い込まれていく。
続きは明日
南魚崎の近くで
南魚崎駅の下には多くのホシハジロが居ついていました。川沿いの朝来市では見ることが出来ないカモなのでとても興味があって、時々、見に行ってました。3月16日、六甲大橋を渡った日の翌日、まだ暖かくて日が翳らない時間帯に出かけました。
暖かい日でした。ホシハジロが堤防で休んでいるのを見かけました。
こんな日は体を温めたいのですね〜
海ではホシハジロのオスも↑メスも↓のんびりと漂ってました。
早咲きの桜を見ながら、堤防まで降りてみました。
住吉川の堤防沿いの道に降りると、ヒドリガモのグループが餌を取ってました。
彼らの位置まで1mもないのですが、全然、気にする風でもなく、こんな近くで目を合っても気にしてないようなのが私には新鮮でした。
それはカルガモも同じでここでは人との共生が普通なんだと思ったものです。それが良いのかはわからないですが・・・
六甲大橋を渡る
3月15日、前から歩いて渡ってみたかった六甲大橋に向かいました。この島からはこの橋を渡らないと本土(大袈裟な・・)にはいけないのです。
六甲ライナーに乗っていると見える赤い橋です。右手にトラックが走っている道路です。その横に歩道があります。
アイランド北口駅の横に橋への道があり、そこを下っていくと・・・
大きく右手にカーブして、大橋へ誘ってくれます。
その先を左に曲がると、左手には六甲アイランドに入る車が見えます。すでに橋に入ってても、まだ下は海ではなくアイランド内で近くの階段を降りれば島内です。
ここから先が海の上です。対岸の魚崎が見えてます。先を歩く人もいました。
さて、橋の上に来ました。下は海・・風が強くて、その上、誰もいない。
たまたまなんでしょうけど、人とすれ違うこともなく追い抜かれることもなく、橋の中央部分を独りで歩き、対岸に近づくとやっと自転車に乗った人達とすれ違うという・・時間帯(16時台)だったような。
荷物を乗せて走る人、学校からの帰りだったり、自転車に乗ることが目的だったりで、歩く人は少ないようにも思えるのですが・・・
もうすぐ橋を渡るところまで来てるらしい。そこは急な坂らしく、自転車を押して上がる人が見えました。あの先が橋の終点なんだと・・・
降りた後、ちょっと焦ったので、写真を撮り忘れてしまいました。で、後日、ライナーから撮りました。ライナーの線路の左下のカーブした道周辺が終点です。
さて、終点まで来てから、気づいたのは降りた場所がライナーの南魚崎駅ではないということでした。その上、その場所から南魚崎方面に渡る橋が全くない工場地区でした。あら〜、どうしたら向こう岸に行けるの?行けないはずはないと探していると、うん!あのエレベーターのみの塔は何?
そう!でした。このエレベーター(自転車だと一台しか入ることが出来ない)に乗って上まで上がるとライナーに沿って通路があって、南魚崎駅に行くことができました。
やっと目的地に着いてホッとしました。久々、近くでホシハジロの集団を見て満足でした。
すでに夕方で写真もボケてしまうし、すっかり身体が冷えてしまった上に寒いしで早々に帰宅しました。
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