フィジーで
誕生日が過ぎた5月の連休からしばらくフィジーに行ってました。
フィジーを少し紹介しましょう。フィジーの空の玄関口はナンディ空港です。今は新しい空港を建設中ですから、え〜!これが国際空港なの?って思う程のプレハブ施設です。
この空港から車で20分ほど行くとデナラウ・アイランドという日本からの観光客も多いリゾート地があります。世界的なホテルチェーンが運営するリゾート地で中に入るには専用のゲートをくぐらないと入ることができません。高級ホテル(ばかりではなく手頃なホテルも)に泊まり、美しいサンゴ礁の島々に船で行くことができますし、それらの島にも宿泊施設があり滞在することができます。無人島もあります。
その島のひとつ、デラナウから船で30分のところにあるサウスシー島に行きました。歩いて一周10分とかからない小さな島です。現地の人の歌や踊りを見たり、半潜水艇の窓からサンゴ礁の海の中を見たり、海やプールで泳いだり、シュノーケルやら、カヤックやら、お昼寝とか、ビーチバレーとか、それぞれしたいことをして過ごします。
首都のスバまではタクシーで3時間半ほどかかりますが、日本に比べると物価が安いので一万円ほどで行くことができます。もちろんバスも運行しています。道は舗装されてますが、日本とか今は中国など外国の技術によって造られていて、直す技術がフィジーにないので穴を埋めるくらいしかできません。のでデコボコだったりします。その道は高速道路で80kmの表示があります。道端には果物などを売ってますし、時には馬に乗った人も通ってます。
首都スバです。この国の人口は88万人、スバは8万8000人の小さな街です。この中心街にあるホテルに宿泊しました。主要な施設、日本大使館、郵便局、移民局、銀行、フィジー警察、行政府などは歩いて10分圏内にあります。
必要なものは歩いて5分ほどのところにあるモリス・ヘッドストローム・シティセンターというスーパーマーケットやフードコートなどが入っているビルに行ってました。この辺りは他にもお店がひしめいてます。道路が入りくんでいて小さな店がたくさんあり、慣れないと、どこに行っていいのか、全くわかりません。
ホテルの窓からはスバ港が見え、毎日、小舟から大型客船までの多くの船が出たり入ったりしています。
スバ港は自然のサンゴ礁が防波堤となり港を造ってます。その規模は大きく大型の船も帰港します。南太平洋の島国では最も大きな町です。ここはフィジーの海の玄関口なのです。
土日になると時々、大型客船が帰港します。大きな汽笛が鳴り、港ではフィジー警察の楽隊が歓迎します。いつもと違う空気が流れ、港は活気づきます。
そして正午近くになるとフィジー警察の楽団は大統領官邸に向かってパレードします。そして大統領官邸前で警察隊(衛兵?)の交代式が行われます。いつもの人数は二三人ですが、この時は数十人の隊員の交代で長い時間をかけます。
病院船がやってきました。この船はアメリカの病院船で日本の自衛隊員も来てました。次の日からお隣の公園で医療活動をしてました。
ホテルの隣りの公園では土日になると様々なイベントが開催されてました。
ここはのんびりと休む人が多く、散歩にでかけると親しく声をかけられます。日本人などアジア系の人は少ないから、他の日に会うと覚えていて、この前の話の続きになったりします。フィジーの人は人なつこいです。
この日は病院船の治療日でした。多くの人が診てもらいに来てました。
フィジー警察の楽団も参加し、幅広い音楽を演奏してました。
ということで、スバのホテルの周りを紹介しました。ホテルのレストランから見える公園です。
長い投稿になりました。今日はここまで・・・
母と伯母を思う
桜が散りはじめ、晴天が続くと。
青い空に映えるように咲き始めた。
伯母が植えたハナミズキ。庭師さんにえっ、このハナミズキですか?と言われながら、無理やり以前の庭から移してもらった。伯母は私にとっては母のような人。100歳の誕生日の一週間前に会うこともなく逝ってしまった人だった。
昔、実家の庭は母が花が咲く木や草花を好んで植えていた。その中でこのラン?は大きな花を咲かせるので私も好きだった。で、うんと前に一株もらってきた。今も医院の庭には幾つかの株が増え続けている。この庭にも一株、まだ蕾だけど、もうすぐ咲くだろう。
母は実のなる木が好きだった。私も実がなる木が良いと言ったら、庭師さんがブルーベリーだったら、庭不精にも良いと言うので5本、植えてもらった。昨年は一本だけに実がついたがほとんど鳥に食べられた。今年は実がたくさんつきそうな感じ、鳥に先を越されないようにしないと…
あらら・・・
昨日のこと。最近、家の中で過ごすことが多くて、機がおいてある部屋の庭にもあまり行かなかったのですが。4月の始めに行った時はふきのとうが山ほどあって、それを取るのに苦労しました。フキの根が地中を張っているので。。。で、今回、行ってみてビックリしました。庭は雑草だらけでした。このところ暖かさで一気に伸びてしまっていて。。。
フキの畑と化してました。
ふきのとうは取っても、張った根はどうにもならず。。。シャガの根に絡まるフキの根。ひとまずシャガが咲き誇るはずの場所を中心に雑草取りをするしようと。
ところが1時間、作業をすると、今までなんとか痛みが引いていた腰が痛くなり、しばし休憩することに。そしてまた作業開始・・・一休み・・作業・・一休み・・取った草を一カ所に集めて・・・やっとここまで雑草を取ることができました。まだまだフキ畑は残ってますが。腰が痛くて続けられなかったです。
ひとまず昨日はここで終了しました。フキは山から来た土と共に運ばれてきたのですが、留守が多かったためにこんなになってしまいました。ドクダミもあるので、まだまだ大仕事が残ってます。
この庭、雑木林をイメージしているので雑草が多少あっても良いのですが。それでもフキのように根が張る雑草は困ります。そんなわけで雑草について、知りたいと思っているこの頃です。
10年の歳月
4月があっという間に過ぎていく。もうすぐ、また誕生日を迎える。
この頃は動物園や博物館に行くと時には無料になるということもあり・・・
動物的な感覚があやしくなり、車でバックする時や夜間の運転にコワさを感じるようになった。まだ自転車で走り回ることはできるが、この平衡感覚が衰えるのは時間の問題かもしれない。
そう思うと10年前は若かった。
今でも大学に通うことは苦ではないと思うけど、あの時代ほどの瞬発力と持続力は期待できない。
この10年、和田山、浜松、東京、ニュージーランドと居所がわからないほど、移動する日々だった。その間に失ったのは多くの友人かもしれない。というか、友人にとって、居所がわからないだけなんだけど。。。いつも傍らにいて支えてくれた親友は何人かいて、今でもそれは変わらない。誕生日はその人たちに感謝する日なのかもしれない
いちにちいちにち。
今、居住地がひとつになって、以前、書いたように家の中にいたり、散歩したりしたり、小さな庭の草や木の、冬から春をながめて過せるのは幸せなのかもしれない。それでも次から次へと起こる人の世の喜怒哀楽は絶えることがない。。。人の世はそんなもんだと思うこの頃。
小さな世界の中で今日もいちにちが過ぎていく。
おっと、読み返せば、ネガティブな雰囲気が。。。漂うではないか?!
だいじょうぶ!
まだまだ!!元気…これからの10年、頑張る!つもり。。。
桜三昧 その3
竹田の町の川沿いには昔からの桜並木がある。
この日も雪洞が飾ってあった。この雪洞は日が暮れると灯りがつく。
川向こうには312号線が通っている。
夜、車を走らせていると、暗闇に桜だけが明るくぼーっと浮き上がっていた。
ここは河原にも降りて行きやすく、河原で花見をする人が多い。
この桜道は大学の卒業制作での思い出が深い。すでに桜が散ってしまった後になって、課題の桜の幹のデッサンに通った場所だった。
その次の年、桜の花が咲いた時に撮ったもの。
今回、その木を見つけようと何度も行ったり来たりしたけど、結局、見つけることができなかった。
幹に大きな穴が空いている木もあり
あれから↑10年近くの歳月が流れていることに気づいた日でもあった。
桜三昧 その1
昨年は桜の時期にニュージーランドに行っていて観ることができなかった。
今年は、目一杯、この町の桜を観ることができた。桜は日本の心?私の心を満たしてくれる。
4月4日、いつもの散歩道に咲く桜を観に車で出かけた。が、みごとな桜道が続くので家に戻り、自転車に乗り換えて出直す。
いつもはこの道を歩く。川沿いの土手道には桜が植えられている。
2月、歩きながら、まだ固い蕾だ。
3月、少し大きく膨らんだ。
4月、そろそろ花が咲くと思いながら・・
対する土手の桜!ここも散歩道、往路は土手、復路はむこうの川沿いの道を歩く。
少し行くとしだれ桜の並木に切り替わる。
まだまだ若い樹だけど。。美しい。
この道を抜けるとしだれ桜が終わる。しだれ桜の花は濃いピンク。
これまでに幾つかの橋があり、その橋を過ごすと違う桜並木となる。
これは3つ目の橋の上から見た次の桜並木。正面の山の頂きは竹田城趾。
土手道は支流で途切れ、大きくカーブして支流にかかる橋を渡り、円山川の土手道に戻る。
ここからは右手に桜並木が。
この道の花は白い。
この桜道を抜けるとやはり橋が・・さっきとは違って、この道は左手に桜。
見えている橋は加都橋。竹田城と加都という地名、なにか関わりがある?
そして、隣町、竹田に。
ここからは桜並木は対する土手に。見えるのはまだまだ若い桜。
竹田城下にはお寺が多い。仏壇屋も、かっては家具屋も多くあったのだが・・・
加都橋から。。。
ということで、その1はここまで。
トーマス
日曜日、電車が大好きな孫のためにトーマスのイベントに行くことにしました。
場所はGlenbrook Vinage Railway。
オークランド市内を通り過ぎて、南に車を走らせて少し、牧場の牛のにおいが漂うところにあります。子ども連れでいっぱいでした。
片道10分ほどの隣駅往復の、このトーマスが戻ってくるまで、他の汽車に乗りました。満面の笑顔です。
さてさて待ちに待ったトーマスが戻ってきたので乗ろうと。。。
あれ〜! 前を歩いていた孫がどんどん先を歩く。声を掛けても人や周囲の音にかき消されて
多くの人の波に見失ってしまい。。。
どうしよう!懸命に探すのですが。。。見つからない。。。こんなに姿が見えないのは。。
既に乗ってしまったのだろうということで乗る。
さて乗って汽車が走り出すと。。。踏切の前で、走るトーマスを見ている孫がいるではないか。。大変だ!乗ってなかった。
車掌さんに事情を話す。するとすぐに連絡があり、孫は無事、駅員さんに保護されたとのこと。ほっとする。
のんびりと汽車は走る。でもどうしているのかと気にかかる。
が、降りるわけにも行かず、孫娘と楽しむことで気をまぎらせながら。
途中の切替ポイントで写真撮影などで下車する。みんな楽しそうだったが。
長い時間が過ぎたような気がする……
駅に戻り着いて、パパが孫を迎えにいくと、彼は親が心配するほど、全く気にしてなくて、むしろ駅員さんと楽しく過ごしていたらしく上機嫌でした。ここはボランティアのTrain大好きなおじさん達が支えているRailwayなので、お話が面白かったのでしょう。お土産に絵はがきをもらって意気揚々と!!
家に帰るとすぐに大事な絵はがきをRailwayノートに張り付けたのでした。
彼は親が思ってる以上にしっかりしていて、ひとりだけで汽車に乗る子ではなく、彼なりに私たちを探したのだと思ったのです。そして連絡がついて、事情もわかり、おじさん達と楽しんだのだと思うのです。いつのまにか成長していたのですね〜
そして、その孫と楽しく過ごしていただいた駅員さんに感謝します。NZはこういった暖かい人とのふれ合いがいつも素敵です。トーマスには乗れなかったけど、それ以上に楽しい時間を持つことができて、彼は幸せだったと思うのです。
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