メルボルンにて 序章

オーストラリアのメルボルンにいます。ここに来ておおよそ二ヶ月になります。最初は人々の話す英語が全く聞き取れませんでした。お店で何かを買う時、何か言われても、何となくそうかな?と勝手に判断して良いとか良くないとか応えていました。今は少しは言われていることがわかるようになって来てます。もっと長くいれば、英語に慣れるのでしょうね。私のような年齢でもそうなんだから、若い人はもっと早くに聞こえるようになるんでしょう。

何から話そうかなあ!いっぱい話すことがあるんだけど、昔と違って、すぐに疲れてしまうから、今日は書こうと毎日、思いながら、なかなか書けないでいます。70歳を過ぎるとさすがに身体が言うことを利かなくなるんですね〜

6歳と8歳になる孫との日々を楽しんでますが、自分の子育ての時のように一緒になって遊ぶのはキツいです。それでも同じ年代の人に比べるとまあまあ頑張ってる方だと思ってます。

ここは住宅街です。公園が前にあり、ロイヤルパークもすぐ近く、その中のメルボルン動物園には電車で一駅です。近いからいつでも行けると思いながら、まだ三回しか行ってません。のんびりと観ることができる動物園です。

そうそう日本も最近は実にいろいろな形の家が建ってますね。ここも家々に個性があって、面白いです。古い家なんだろうと思います。オーストラリアは移民の国、それぞれの故国の形なのかもしれません。郵便局や警察の建物が古くて美しいのに驚きました。メルボルンの中心部に行くと高層ビルが建っている脇に古い建物が並んで見られます。そう言えば日本にある看板建築のような並びの商店街も多いですよ。日本はそれらの看板部分を真似たんだけどね〜

今いるところはマンションでその窓から見える景色はぐるりと180度、平らな土地がどこまでも続いています。メルボルン国際空港に離発着する飛行機が遠くに見えます。こんなに広い空間を見るのは初めてです。

その窓から、9月15日頃に突然、観覧車が見えるようになりました。遊園地の乗り物も見え、毎晩、ライトアップされ、8時過ぎになると花火が上がるのです。あんなところに遊園地があったけ?と・・それは年に一度のロイヤルメルボルンショーという農業祭のようなイベントでした。今年は9月17日〜27日、ということで25日に行ってきました。ここからだと歩いていけると息子が言うので朝、直線コースで歩きました。子どもと一緒なので約30分かかりました。

着いたのは11時頃だったと思うのですが、中に入ると驚いたことに想像をはるかに越えた大きな規模の会場でした。牛のセリ、羊、羊の毛の展示(商売としても)明らかに実際に商談してる感じでした。それだけでなく、羊やアルパカなどと触れ合うエリアもあり。乗馬の競技場もあり、実際の試合もあり、もちろん観覧車、遊園地の乗り物も大人用と子供用に分けてありました。ジェットコースターや数えられないくらいの乗り物。ドッグショーも。。。

フードコートも多く出店してたけど、人も多くて・・座る場所がなくて、途中、雨が降って、ちょっと寒い外のテーブルで…その後もめいっぱい遊びました。

夕方になって、そろそろ帰るかなって、思ったけど、みんなが競馬場のベンチに座っているので何が始まるのかと座って待ちました。犬と羊のショー(犬が主役でたくさんの羊を追い込む。牧場の仕事)とか、バイクがトラックの屋根から屋根に飛ぶショー!!目の前なので凄い迫力でした。

そして家から毎晩、見えた花火!日本の花火に比べると小規模だけど、目の前で上げられるのでなかなか見応えがありました。孫たちにとっては、最近、最も面白かったこと!なんだそうです。

3日後、観覧車も他の乗り物も姿を消してしまいました。あんなに大きな遊園地の乗り物、どうやって運んで行くのか、そのスケールの大きさにびっくりでした。

そんなこんなの日々の話、もう少し詳しく書いていきたいと思ってます。

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