浜松

久々の浜松

 久しぶりに浜松に行きました。浜松はいつ行っても、晴れているという印象が強いです。

 用事を済ませて、住んでいた頃によく行っていた本屋の矢島屋の8階のカフェで新幹線の時間までひと休みをしてると窓の外には青い空がどこまでも高く!!

 但馬に住んでいるとこんな空は見ることが出来ない。毎日、この空の下に居ると楽観的になるんだろうなって思うのは単純かな。

 結局、こんな本を買ってしまいました。

 

 どうかしてる!ふざけている!美しくない!さて皆さんは現代美術(現代アート)と聞くと、どのようなイメージを抱きますか?

 などなどから始まります。なんか面白そうなと思って・・

 こちらも!!ということで帰りの新幹線で読み始めたけど、気づいたら寝てました。

④ 竜ヶ石山ハイキング

 健康ハイキングの6月は26日(2000年)でした。竜ヶ石山が目的地でしたが、その日は朝から雨でした。それでも辻田先生は雨が降ろうとよほど激しくない限り、ハイキングは決行しますということで浜松駅に集合し、バスで「竜ヶ岩洞」へ。

 そこから竜ヶ石山に登り、 初生の鐘を鳴らしたように記憶してます。

 ここからは富士山や浜名湖などが見えるらしいですが、何も見えない・・↓こんな感じで残念でした。

 

 竜ヶ石山ハイキングの良いページがあったのでリンクを貼っておきます。晴れていたら、とても良い思い出になったことでしょう。https://www.doukutu.co.jp/hiking/

 雨が強くなってくるし、寒いし、濡れるし、何も見えないし、これ以上、ハイキングはやめた方が良いということで「竜ヶ岩洞」に入ることになり、400mほどの鍾乳洞を一回りし、なんというかレトロな売店などを見てる間に温まり、山歩きとは程遠い時間を過ごして帰路に着いたことを思いだしました。

鍾乳洞の様子を撮ったようですが・・カメラがイマイチだったのかな?

竜ヶ岩洞 https://www.doukutu.co.jp

③ 小笠山に

 

 小笠池

 2010年5月15日、初めて参加した「健康ハイキング」、行き先は掛川市の小笠山でした。掛川駅で集合したような・・曖昧な記憶です。小笠池から小笠神社を通って、小笠山砦、小笠山の頂上に、その後、尾根を歩いて下山、茶畑を通って帰りました。

 山歩きをしていると神社が多く、ここ小笠神社は山頂に向かう遊歩道の手前にあった。大宝年間に文武天皇が創建されたとされる神社、創建から1300年なんですね〜

 神社までもかなり登ってますから、結構、山の上です。と言いながら、よく覚えてません。

 

 神社から10分ほど歩くと小笠山の砦という標識が。ここは笹ヶ峰御殿があったところです。徳川家康が築いた城跡です。今川氏の掛川城を攻略するために、ここを本陣をしたそうです。そんな歴史を紐解くといろいろと見えて面白い!のですが・・

 そして10分ほど、歩いたところが小笠山頂上です。目が開いてません。(^^;;

 頂上から少し歩いて、小休止・・・この日はお弁当を持っていかなかったのか? うーん!どうだったのか?(11時36分・・・)

 ここを下る時間は12時・・・このような下りは意外と足の運びが難しく、初めてだったので、辻田蓉司先生の後をついていったのを覚えてます。

 静岡はお茶の産地だから、山の斜面から集落までに茶畑があることは当たり前の景色なんですね。茶畑を見ない地方に住んでるととても珍しくて、それだけで感動したのを覚えてます。

 30分後、里に降りたところがあまりにも普通の道(舗装されて車が通る)だったのでなんとなく拍子抜けしたことを思い出しました。この小高い山が小笠山なんでしょうね。

  

 

② 粟ケ岳〜松葉の滝

 

 8月21日、佐夜鹿の集落からが登山の始まりだった。真夏のせいか、この日の参加者は少なかったように記憶してます。この場所までは平坦な道でしたが、楽そうに見えたお茶の段々畑、登る前に見えてた以上にキツかった。

     

 足元には可愛らしい花が咲いてました。↓花の名前はわからないです。

 

 倉真という地名の場所を歩き、粟ケ岳頂上に向かって行くと岩、石?でしょうか?奇石が多いのはこの辺りの山の特徴だと思われます。磐座といわれる石を見る。

 粟ケ岳頂上にある阿波々神社で休憩、昼食を・・・粟ケ岳、この時は何もなかったと思うのですが、今は近くに茶草葉テラスというブランチレストランもあり、車で行けてしまうのです。

 阿波々神社を出て、眼下に集落を見ながら、登って行く・・・

ヒオウギ

 この日は足元に咲く花も楽しめました。花の名前を調べてみるのだけど分からなかったです。その時、辻田先生には教えていただいたのですが。

 今は新東名高速道路がこの場所にあるけど、この時にはまだない。といってもこの場所はトンネルなので・・・変わらないかも

この花の名前も分からないです↑

 登山道は山の中に入ってしまう。周りが見渡せない場所はやや不安だったことを思い出します。歩いてると聴こえて来るのはせせらぎの音・・

 その音が大きくなってきたので、川岸まで寄って覗き込んでみると水は急激な速さとなり、そこで下に落ちていた。それはゾクゾクしてちょっと怖かった。

 そして登山道は下りになり降りていく。下に着くと川は登山道よりも少し下にある。そこで下に向かう。と、そこには「松葉の滝」と言われるかなり落差のある滝があった。この落差では覗いた場所から落ちたら、大変だったとゾクっとしました。

 その下で遊ぶ子ども達、滝に打たれる人と・・・我々は濡れてしまっては困ると眺めるだけに・・こんな素晴らしい滝に出会うとは思わなかったです。

 滝に向かう途中の道は掛川市指定保存樹林(スギ、ヒノキ)と書かれてあり、真っ直ぐに伸びた樹が美しい。

 この日はこの後、どうだったのか?その後の写真がなく・・・確か下に降りた場所に温泉施設(たぶん落合荘)があって、汗を流した記憶があります。バスタオルがなくて、困ったことも・・

 こうして思い出して書いてますが、書き始めはどこをどう行ったのかが分からず、けど写真の場所がどこか分かるのが今の写真アプリで、その情報を元に検索して場所を特定してます。そうするとそうそう!そうだったと思い出すのです。

健康ハイキング

 浜松と但馬を行ったり来たりしていた頃、私は浜松で「健康ハイキング」(月に一回、第3土曜日)に参加してました。今から思うと良い体験だったとつくづく思います。

 先導されるのは辻田蓉司先生、あの頃、70代後半、太極拳の師範で、当時、地元、豊橋ではシニアライオンズクラブの会長でいろんなスポーツを支援されていたようです。登山は20代の頃から多くの山を楽しんできたと聞きました。若い頃に落ち葉の上を歩いていて、端に気づかず、踏み外して転落を経験し大怪我をしたけど、それでも登山が好きで続けて来たと話されてました。

 私はうんと若い時に木曽駒ヶ岳を登って以来、登山は行く機会もなく、60代になってました。高い山に登るのは抵抗があるので、ハイキングだったら出来るだろうと参加しました。

 4月からの会でしたが、途中から参加したように思います。このパソコンに残っている写真は2010年の7月の第3土曜日からで、その年の10月16日まででした。次の年には定員割れで終わってしまいました。すごく残念に思ったことを覚えてます。

 9時頃に集まって、帰りは3時過ぎになったように思います。急がずゆっくりと呼吸は3回吐いて、2回吸うと言われたような。。けど、3回吸うはなかなかでした。今でも2回吸って、2回吐くとなってるような気がします。この頃はカモに気がいってて、息を確認してない。どうなんだろう?

 確か昔のブログには「健康ハイキング」のことを書いた記憶があるけど、そのブログは閉じてしまって、私自身も見ることができません。今回、自分の備忘録ということで書いておくことにします。

 

土曜日

小さな庭に入るキラキラとした日差しをカーテン越しに見ながら、パソコンを開けて、このブログを書いている。幸せな時間だと思う。さっきまで自転車に乗って、円山川沿いを走っていた。カワアイサを見つけて安心して帰ってきた。17時だというのに青い空が見える。

昨日の朝は皇居の周りを歩いていた。何年か前、今は閉館してしまった「ふくおか会館」に宿泊することがあった。今回はその前の散策道を歩いた。ふくおか会館は今もそのままだった。懐かしかった。

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東京に行くと、変わってしまった場所の方が多いけど、ここは変わらない。ここではすでに桜が咲き始めていた。

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目的地は国立近代美術館「安田靫彦展」。着いてチケット売り場に行く。開館時間まであと10分だった。前から3人目だった。以前に比べると長い列になることはなさそう・・。

じっくりとマイペースで鑑賞できた。ここでも感じたけど、最近はどこに行っても外国人が多い。

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「所蔵作品展」も観る。眺めが良い場所という案内に導かれて行ってみると確かに眺めが良かった。

観ることに没頭していて、ふと時間を確認するとおっと乗り遅れてしまう。。いつものように駆け足での東京、その後、浜松に寄って用事を済ませて帰ってきた。

浜松駅でも東京駅でも京都駅でも乗客が多い。子ども連れも多い。春休みということだけではなく移動が増える時期なんだろうか。浜松駅でもチケットを買い求める人が売り場の外に並ぶ。

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2014年

2014年が明けました。
今年もよろしくお願いします

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今年は母の喪中なので。。。年賀のご挨拶や年賀状もひかえました。
昨年は息子の家族と中田島砂丘に初日の出を見に行きました。
今年はたまたま泊まっているホテルの展望廻廊からの初日の出を見る機会がありました。

元旦からしっかりと食べています。この何年か、体調を崩して、食事制限したために痩せ気味でしたが。。
12月の検査では、ほとんど正常になったので無理のない程度に食べても良いかと。。。(^^;;

ニュージーランドの坂を上り下りして戻った筋肉。
年齢を戻すことはできないけど、また適度な運動をしながら、ポジティブに過ごす毎日になりました。

一昨年は伯母、昨年は母、そして、私の傍らに常にいた猫のリオが逝ってしまいました。
そのことは私の心に深い悲しみと悔恨の情をもたらしましたが。

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ニュージーランドでの生活は好奇心をくすぐるには充分な環境でした。
言葉の壁があって理解できないこともあったけど、英語のスクールでの様々な国の若い友人との語ら
いは楽しいものでした。

一緒に出かけた三週間の一度の外での学習、美術館、公園などなど。。やはり楽しい時間でした。
若かったら、挑戦したいことだらけでした。

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春が近づいて

窓の外は春めいてきている。全体に色が淡くなって。。。

今日も新幹線に乗っている。新大阪から神戸に。用事を済ませたら、大阪経由で但馬に。帰りは京都で用事を済ませて。。。と

浜松暮らしも二ヶ月を切った。浜松に越して5年にもなる。けど、じっくりと過ごすのではなく、いつも走り回っていたような気がする。。。

この窓からの景色も見ることができなくなる。二三日前、家族で、午後のお茶をしながら、ほんと!良い眺め!ほっとするねと。。。そうなの。私はこの場所から、毎朝、景色を眺めて、朝食をとり、なんとなく過ごしてしまうことが多かった。(この写真は夕方だけど。)

そう言えば、ある時期は山歩きをしてたっけ。

病気になって、参加できなくなったけど。
あの頃は楽しかった!いつかまた、山歩きができるようになりたいと思う。

さて、新幹線で西に向かう時、気になるのが伊吹山。で、つい撮ってしまう。
この山にも登ってみたい。

下は今日の伊吹山。この前とはすこし山の雪も消え、里には少しだけ雪が。。

いつもは京都で降りるのだが、今日は新大阪。これからは神戸や大阪がまた近くなるし・・
新しい生活圏で楽しくいきたい。

この前、神戸元町も大きく変わったと思ったけど、大阪駅周辺もずいぶん変化している。京都と浜松、東京という生活だったので。。。びっくり!ウロウロ。

関西は元気なのかな?これからちょっと楽しみ。

今は福知山線。この景色はあまり変わらないな。
変わらないから良い!

初日の出

2013年元旦は中田島砂丘からの初日の出を拝むことにした。珍しく早起きして、初日の出バスで行く予定だったのだが、家族全員が揃った時はバスに間に合わなくなって、車で行くことにした。一時間前に出かけたので駐車場も待つことなく止めることができ、砂丘に向かう。

6時20分、まだ暗くて足元も見えないほど。東の空、太陽の光が赤い。
3分後、人が見えるようになる。

3分後、目を左後ろに。。。よく見てください。凧が揚がってます。小さな点ですが。。
ここは凧揚げ会場にも近いのです。

10分後、人々がどんどん増えていく。不思議なものでできるだけ太陽に近づいていきたいという心理なんだろう。東に東に行く人々。

5分後、我が家の家族は何を見ているのか??
寒くてじっとしていられない・・・

その時、空の色が変化したのです。

雲に太陽の光が当たって、反射しているのでしょうね。
5分後、美しく染まってます!

そして4分後、光の中央が黄色くなってきました。

3分後、中央の光が強くなって。。。

初日の出!6時56分。人々の歓声があがりました。

感動の瞬間にはこんなドラマがあるんですね。
半円になったオーラの真ん中をよく見てください。

あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。

まいにち

今日の空。

このところ、織り続けている。あたりまえのことなんだけど。。。
ずいぶん長い間、織りに集中できなかった。大げさに言えば、何かをもとめて、迷う日々とでもいうのでしょうか。

たまたまなんだけど、石内都さんの「ひろしま」という作品展がカナダのバンクーバーで開催され、それを追って一年間ほど、日本で生まれ育ったアメリカ人のドキュメンタリー監督が撮った映像が放映された。が、それを観たわけではなく、次の日、石内都、ドキュメンタリー監督リンダホークランド、田口ランディの対談を観たのです。惹き付けられるものがありました。

2005年のベネチアビエンナーレで石内都の作品を初めて観ました。お母さんの下着など。。下着から伝わる存在感があって、衝撃的でした。今でもその衝撃的な感覚を覚えてます。

早速、石内都の『ひろしま』という写真集と田口ランディという作家の本を買い求めました。

『ひろしま』はその日、戦争のさなかでも目一杯のオシャレをして出かけた人たちが着ていた服などが美しく撮られてます。
その服からその人の存在が伝わってくるのです。一瞬で消えてしまった人。。。他人事ではない現実。無情感。

田口ランディは自らの疑問に対して詳細に調査しながら切り込んでいく姿勢がいいのです。
彼女の対談本の中で目を引いたのが板橋興宗というお坊さんでした。
私が次に手にしたのは板橋興宗和尚の著書、いくつかでした。
救われるということがあるとすれば、私はこの方に救われました。

織ることが苦痛ではなくなりました。今までは苦痛でした。
それはよけいなことを考えるから、自分で苦痛を生んでいたのです。
織ることができるのだから、それは嬉しいことです。だから何もよけいなことは考えず、織れば良い!

ということで織りだすと、あらあら怠けていたおつりが一杯あるじゃない。。。
こうした方が良いとか、今度はこうしようとか、いろいろ面白くなってます。

ある方から精神科のクリニックの壁にかける織物がほしいと言われて、それならばと植物染料で染めた糸を使って可愛い作品を作ってみました。優しい色あいが患者さんを和ませられたら良いです。この下の写真です。(もっと柔らかい色調なんですが。。写真が。。)もう一枚との二枚組です。これらは私の手元を離れました。

今も織は進行中です。

西日本は雨ですね〜。こちらは風が強いですが雨は降らず。。。でも空は不安定です。
今の空!

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