スプリングブッルクの奇跡

ゴールドコーストの近くに世界遺産「ゴンドワナ多雨淋地区」があると行く前に調べてました。その「スプリングブッルクの奇跡」というツアーに参加しました。このツアーはエコツーリズム・オーストラリア協会認定エコガイドの資格をもった日本人の方が案内してくれます。

9人乗りだったかな?小型バスで迎えにきてくれました。その日は5人の参加でした。ゴールドコーストから約一時間、ガイドさんは車を運転しながら、現地の歴史、歴史遺産、エコについて、ずっと喋りっぱなしでした。それがエコガイドに課された仕事なんだそうです。行きは休むことなく説明しないといけないのだとか。みんな寝てましたが。。

上の写真は2300万年前の火山の噴火でできたカルデラの大地のほんの一部です。地平線は南太平洋です。 亜熱帯雨林です。山が青く感じるのはユーカリの発する油分が多い霧のせいだということでした。樹々の4分の3はユーカリです。

ここは背の高い樹々がある場所と低い樹々がある場所があって、この下の樹々は背が高い樹々の場所にありました。木の幹が空洞化してますが生きてます。この中に人間がゆうゆうと立ったまま入れます。

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山の上にあって、陽が射し込む場所にある樹々は低い。樹々はやはり南国ですね。でも毒をもつ樹もあり、身体に巻き付く樹もありとのこと。日本では考えられない場所です。それに毒蛇が多く、蟻でも噛まれたらものすごく痛いそうで歩道から外れないようにしてくださいと言われました。

下は樹齢2000年のナンキョクブナです。とにかく時間軸が違うのです。

その後、いくつかある滝の一つ、その滝壺までの一時間半のハイキングをしました。

歩く!歩く!岩場をくぐり抜けて。

滝の中から!

帰りはエコガイドさんの話もなく。。。BGMを流してくれて。けど寝るにはガイドさんの喋りが良かったのに。

それにしても広大な手つかずの原生林、アボリジニが住むことを畏れた山に今は人が住んでいるのには驚きました。毒蛇が多いというのに。。。土地は買うのではなく、住みたい人が建てて良いのだそうです。申請はするんでしょうね。

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