三日目〜加子母
下呂を出ると向かったのは加子母でした。
伯父が亡くなって以来、生まれ故郷の加子母には行く機会がなく、当時、元気だった伯母に会いたいと思ってました。
ネット検索するとこれがヒットしました。
http://kashimozanmai.com/nikkei3.html
けど、今の河村医院には伯母の名前がないのです。91才ですから、もう現役ではないとは思ってましたが。。「とにかく会いたい」が今回の旅の目的のひとつでした。
河村医院の駐車場は空いてなくて、裏の自宅の方に回り、医院に電話しました。
伯母は元気でした。もちろん仕事は引退して、大好きな庭仕事に専念する日々を過ごしてました。10年前、伯母の先導で諏訪に行った時、そのスピードについていくのが大変だったことを思い出します。やはりさすがの伯母も車の運転は難しくなったようです。それで安心しましたが。
自宅の前に見える景色、子どもの頃はもっと広い場所に見えました。
着いたのが10時前、近くに住む従姉妹がやってきて、それから16時まで話が尽きなくて。。。
今は核家族化してしまって、小さなコミュニティになってしまった親族関係。
これからは会う機会を持とうと再開を約束して。。
中津川に向かう。
その夜、会う友人はNZ、オークランドの英語のスクールで知り合った人です。
同じクラスに入ってきたその人とは何とも不思議な縁でした。お互いの故郷が岐阜県、それも美濃太田と白川とは近い。白川郷ではなくて、白川口、白川、黒川、赤川なんて分るのは土地の人ではないと。。。そんなわけで、盛り上がって、いろいろと話し。。
で、彼女が彼女のお父さんに私のことを話したら、もしかして美濃太田の駅前の旧姓。。さんではないかと。。
そう!!え〜っ!
なんと私の母のところに働いていた人、それも母がよく佐見に行く!と言って楽しみにしていた人が彼女の家のお隣のおばさんでした。彼女のお父さんはそのおばさんから母の話を聞いていて、母に会ったことはないけど、知り合いみたいな。。。
日本ではなく、地球の裏側でたまたま出会った友人、とてもローカルな地域の不思議な縁でした。彼女とはNZの南島一周を一緒に旅するつもりでしたが、若者対象のツアーだと息子に止められてしまい。。。彼女はうんと若い!。。半年ぶりの再開でした。
ふたりで宿近くの馬籠宿に!
夕方だったので人気はなく静まりかえってました。
日が暮れる長い坂
一緒に夕食をいただきながら、つもる話に花が咲きました。南島の話などなど。やはり行かなくて良かったよ!って。若者でもかなりキツかったらしい。。でも楽しい話を!
8ヶ月前に初めて会ったのに不思議な縁ですっかり長年の知り合いになりました。
また会おうね!!
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