畑の持ち主は。。。
この前、狭い畑って、書いたけど…実は違うって、気づきました。狭いどころか、大きな畑でした。昨日、畑のおじさんらしき人が小道を登って帰っていくのを見てました。ちょっとよそ見をしている間に姿が見えなくなって。。あらら、どこに?
で、あっ!と気づきました。そういえばここの上のプールから撮った写真だと丘の上に家があった。この写真です。右手の丘の上に。
そして下の写真では右手に屋根が見えてる家がおじさんの家だと思われます。写真では見えないですが左手の家の周りには柵があって、こちらには来れないのです。ということで、この一面のキャサバは右手の丘の上の人が植えたのでしょう。この丘と谷全体が畑となります。
きっと住宅地として開発される前、この辺はこういった畑がたくさんあったのでしょうね。
大型客船
この国はサンゴ礁に囲まれた島、首都スバは自然がつくった湾をうまく利用して大きな船が寄港できるようになってます。大きな客船が寄港するとタグボート(引船)と水先案内船が実に上手く港に接岸させます。たまたま港がよく見えるホテルに長く逗留しました。
様々な大型客船が寄港しました。特に2015年10月は多かったです。
初めて見たのは2015年5月でした。「SEA PRINCESS」
次が6月になって、「LEGEND SEAS」
平行しているオレンジ色のこの小さな舟はPILOT、水先案内船です。
6月8日 アメリカ軍の病院船。日本の自衛隊員も乗ってました。
日本に帰国し、9月に再び訪れました。そして同じホテルに逗留。
10月10日、「VOLENDAM」と「CARNIVAL REGEND」
10月17日、「P&O」( PACIFIC PERL )二隻の舟タグボートは港の入り口から誘導し、接岸のために船の向きを変えます。
寄港すると、いつもフィジー警察の音楽隊が迎えます。
10月18日、「DAWN PRINCESS」
10月19日、「HOLLND AMERICA LINE」
10月25日、「 HAPAG LLOYO 」近隣を廻る船かしら
10月28日、「Celebrity SOLSTICE」. 大きい!
接岸中、乗客が。。。いろんな国の人が乗ってるようです。
20月29日、「COSTA LUMINOSA」 これも大きい。すでに他の船が寄港し接岸しているのですが…
接岸は波止場角キリキリに寄せ、ロープで固定します。このぐらいの船の大きさだと大がかりですね。
その後、11月に入ると客船は来なくなりました。11月の中頃、ホテルから港が見えない所に引越したのでそれからのことはわからないです。
大きな客船はのんびりと世界を廻るという夢がありますね。
でも、こんな舟で休日を楽しむのも良いですね。
大型客船の寄港
Suva港に大型客船が入った。マーケットは土曜日が最も人出も多く店も多いのですが、平日でも大型客船が寄港すると賑やかになります。でもマーケット内に入る観光客はほとんどないです。
土曜日で大型客船となると街は凄いことになります。まるで違う街のように変身するのです。民族衣装をまとった筋肉逞しい男性が店の前に立ち、前に座る人々が民族音楽を奏でます。ここはTAPPOOという5階建のショッピングモールの入り口です。
今はお休み時間かな。
いつもと違う人々がショッピングに来ます。街で見かける客船の人々、船が違っても何故か、同じ格好なんです。実際、何を買うのかしら?陸の散歩を楽しんでいるのかもしれません。
Jacksという店も外に椅子を用意して出迎えます。けど、暑くてむしむしするので木陰で座っている方が良さそうです。
ここまで船からそんなに遠くはないけど、もう疲れてしまったようですね〜
実際、スバ観光で行くところって歩いては少し遠いフィジー博物館とか…
博物館はサーストンガーデンという公園の中にあります。手入れの行き届いた公園です。お隣の敷地は大統領官邸です。
そうだ!ビクトリアストリートの軍の音楽隊のパレードかなあ。これほどでなくても客船が寄港するとパレードが始ります。観光とセットになってるのかも。
大統領官邸です。ここで別の楽隊と入れ替わります。
このパレードは素晴らしいです。でもついて行くには距離があるし意外と早いので途中で脱落する人が多いです。
Suva Municipal Market
この公営のマーケットには野菜、果物、卵、カバ、工芸品、仕立て屋などが入っていて賑やかです。野菜や果物、卵などの店はフィジー人、インド人、中国人などそれぞれ売り方も違います。フィジー人は野菜コーナー、果物コーナーだけだったりします。インド人のコーナーはチリなど辛いものを扱っています。中国人は中華料理に使う食材もあって何でも扱っているように思います。キチンと束ねて買いやすくしてます。
上の写真の人たちが売るのは家で調理したものです。家庭の味でしょう。
それぞれがコーナーを構えて売ってます。他のスーパーに比べると安いものが多いです。ただしオレンジとかいったオーストラリアやニュージーランドなどからの輸入品は高めです。
地元の野菜、果物は明らかに安くて新鮮です。それでも時には古くなってるのもあるのでよく見て買うようにしてます。が、マーケット内が暗くて、確認できないこともあります。
できるだけ明るい場、外のテントで売ってるのは確かめやすいです。これはダロという芋類で主食です。
果物では見たことがないものがあり、これは何ですか?と聞くことが多いです。今回はサワーサップという名の果物を勧められました。どんな味なのか、よく分からず、また今度!とスルーしたのだが、この果物、見かけよりも美味しいらしい。ヨーグルトのような味とか。次に見かけた時には買ってみよう!
パンの実という、野菜?ジャガイモのような使い方をするという。お店の人の説明ではいろんな料理に使う、例えばカレーに入れると言ってました。これも一度は買って試してみたい。
前の畑に紹介したポポという果物も美味しい。ややマンゴにちかい味がします。マンゴの濃厚な甘さはないが。どこにでもある果物です。今の時期はマンゴがないらしく、売ってなかった。
パイナップルやバナナ、スイカは当たり前に見る果物ですね。日本でもスイカは収穫できるけど、パイナップルやバナナ、取れ立ては食べられないから、これは貴重です。バナナの見方は四つに分かれた角が丸い方が美味しいと言う。パイナップル、切ったのも売ってる。
チリなど辛いものは種類があるようですが、普段から食べないものには興味ない。舌の先に当たらないように食べるのだそうだ。舌の先は辛みを強く感じるから。こちらの食べ物は塩こしょうではなく、チリで食べるから、基本的に味が薄い。旨味という感覚はないと思われます。
カバ(ヤンゴーナの乾燥した根)という飲み物があります。これは麻薬ではないし酒でもない。シビレみたいな感じになって、気分が楽になるらしい。何かの集まりがあると、こちらの人はカバ用の大きな鉢を用意して、カバを摩り、水を加え泥のような色のカバを飲む。カバの根は二階の売り場にたくさんある。普通に買えちゃうのです。
タマネギとかジャガイモとかも二階で売ってる。
まあ、このマーケットは肉とか魚とかの売り場がない大きなファーマーズマーケットです。
お花の売り場。日本の花屋さんとは違うでしょう。こちらではこういう生け方をするのです。
畑
ここの家の坂の下には畑があります。狭い畑です。先日、坂の側面を耕している陽気なおじさんがいました。それまでは畑と気づかなかったのですが。二日かけて芋を植え付けて完了しました。
その日、ここに来ている大工さんにおいで!おいで!と声をかけられました。私はちょうど出かける時でした。見るとサトウキビをかじっているのです。食べないか!甘いよ!って…残念ながら時間がなくて断りましたが・・・懐かしい味が思い出されました。
さてさて、じっくりと畑を見るとサトウキビ、植わってました。畑のおじさんの差し入れだったのですね。
ここは時々、人が往来する小道でもあるのです。この小さな畑、けっこういろんなものが栽培されてます。真ん中に小さな水路があり水にも困りません。
植え付けていたのは「ダロ」だと思います。この国の主食は芋類です。いろんな種類があります。
そして「ポポ」という果物、これはどこの家にもあります。甘くて美味しいです。
畑のおじさんの家がどこなのか、わからないのですが、正面の家だとしたら、畑に続く坂には「キャッサバ」が植わってます。真ん中に植わっている丸くなってる木々です。
そのいちばん上には「ココナツ」の木がそびえてます。
うちに近い側の家だとしたら、「バナナ」の木もあります。
これらは収穫しても、また実がなる木ばかりです。この国の人はすごく頑張ることもなく食べ物がある暮らしをしてきているのですね。暑くて雨が多い気候は、より贅沢を求めなければ、生きることが保証されているのです。サンゴ礁に囲まれた海に入れば魚も簡単に捕れるし。けど、人間はなかなかそうはいかなくて、ハンバーガーにコカコーラと・・・肥満の人が増えていくのです。
フィジーは夏だけど・・・
こちらは夏です。毎日、30℃前後、湿度は80%前後という状態です。一日のうち、必ず、雨が降ります。それも土砂降りです。暑くて、ムシムシしてます。傘を持っていくようにしてますが、日本で見る瀟洒な傘ではなく、どちらかというとゴルフ場の傘みたいな大きさです。折りたたみの傘はないです。風が強くてすぐに曲がってしまい使えなくなります。
去年の2月20日にフィジーを襲ったサイクロンは大きな被害をもたらしました。この時期はサイクロンが発生しやすい気候です。熱帯性低気圧が発生して不安定な時期なのです。
そんなわけでスカッといかない日々です。
昨日の10時頃、ちょっと近くまで買い物に行ったのですが、30分ほどで雨が降り始めました。急いで帰ったのですが家に入ったとたんに停電しました。ゲートが途中で止まったままになりました。
なので我が家のみ電気が落ちたのではないのです。こちらに来て、2度目の停電です。一度目は夜でした。真っ暗になり、外の家々も灯りが消えてます。ひとまずiPhone のライトを点けて、懐中電灯をさがし、見つけたのでそちらに点けかえ復旧を待ちました。息子が留守なので不安でしたが、そうこうするうちに40分ほどで復旧しました。
さて、けっこう降ってます。
でも30分位経ったら、青空になりました。
電気も復旧しました。もしかしたら、雷を伴った雨の時は電力会社が雷を警戒して電気を落とすのかも。。。
そして午後、スバの港がある中心部に行きました。以前、住んでいたホテルのある地域です。ここでもしばらくしたら、雨が降り始めました。
人々は激しい雨の中、横断していきます。
バスは窓に幌を下ろして、通り過ぎていきます。窓ガラスがないバス、日本では見かけないですね。幌が上がってる時は外の風が入ってきます。時に帽子が飛ばされそうになります。暑い国だからのバスですね。
しばらく待っていると雨は小降りになり止んでしまいました。こっちの人は意外と気せりなんですね〜。仕事はゆっくりなんだけどね。
スバ
まるまる一日以上をかけて、スバに着きました。次男の家族が迎えに来てくれました。孫は私を見ると走ってきましたが、そこは迎えの人は入れない場所だったので係の人に止められました。ナウソリ空港は小さな国際空港です。預けた荷物を待つところも迎えの人も簡単な扉で仕切られた、ほとんど同じ空間なのです。
目の前にとまっている小さな飛行機、荷物を積み下ろす作業も全て見えてます。すぐにスーツケースを受け取り、タクシーで家に向かいました。
乗ること約一時間、前に住んでいた家ではなく、一ヶ月前に引っ越したマンションに着きました。今度の家はマンションの一階です。何故かベランダから出入りします。
さて迎えてくれたのは・・・真っ黒くて大きな・・・ナメクジでした。体長7cmほどの大きさ。
アシヒダナメクジという種類で日本ナメクジのようなベタベタしたものではなくドライです。沖縄にも外来種ですが生息しているそうです。積まれた材木などの隙間に入り込んでいるという。これを売ってるというの話もあって、、、可愛いのかしら?
で、こちらの、迎えてくれたけど、以来、見かけません。
そう言えば、大昔、結婚して主人の実家に行った時に庭でかなりの数の蛇に出会った。すごいところだって思ったっけ。これに負けないほど、大きなナメクジもいた。但馬は湿度が高い場所だからね。
さてフィジーは今、真夏、毎日、30度前後の暑さで、朝、晴れていても、午後には雨になることが多い。湿度は90%になる時間帯もある。蒸し暑い!
フィジーは治安がすごく悪いわけではないけど。ここのゲートは常に閉まっていて、リモコンで開け閉めするようになっている。この坂の急なこと、半端ではない。
近くにDamodarというショッピングモールがある。買い物はそこに行けばいい。その先にビーチがある。すごく景色がいいわけではないけど、まあまあいいんじゃないかと。
ということで始まったフィジー生活・・・
機内で何をしますか?
映画「君の名は」「シンゴジラ」を観る。この頃の観た他の映画は「この世界の片隅に」と「レッドタートルある島の物語」。特に「この世界の片隅に」は、じわっと心に入って来るものがあって良かった。
「君の名は」「シンゴジラ」もう一回、映画館に足を運ぶほどでもない。けど飛行機の中の時間つぶしにはちょうど良い。前回「君の名は」は見終わった後で?があった。普段、日本のアニメに親しんでないせいもあって、重要な情報を見落としている感じがあった。「シンゴジラ」は妙に理屈っぽくて、理解できないわけではないけど、という感想だった。今回はまーね、ハハーン、だよねという感じだった。。そんなわけでどちらも面白く観た。
いつもと変わらず2作の映画鑑賞の後は寝るしかない。だが朝からのバタバタした移動のせいか、頭が興奮して寝られない。狭い椅子だけが自由な場、とにかく空の旅は疲れる。あなたはこんな時、どうしてしてますか?
やっとオークランドに着く。が、朝の5時過ぎ、国際線乗り継ぎなので、そのまま国際線出発ロビーに入る。土産を買うということもないし、Wifiが繋がらずネットにも行けず、その上、何となく気分が良くなく、せめて窓の外が見える場所に座る。
朝のオークランド空港は一日の準備で忙しそうだった。空港専用の自動車などが忙しく移動している。
日の出後の赤く染まった雲。オークランド特有の大きく高く動きが早い雲が流れていく。
乗るのはニュージーランド航空のフィジー、ナンディ行き、オークランド空港では出発の30分前にならないとゲートナンバーが表示されない。
ナンディからは国内線乗り継ぎでスバのナウソリ空港に向かう。飛行時間は30分ほど。しかし乗り継ぎの待ち時間が2時間ある。着くまではまだまだ時間がかかる。
伊丹空港から出発
雪がまだ残る3日、伊丹空港に向かう。いつも成田空港まではJRで行くのだが、移動に疲れてしまうので伊丹空港を利用してみた。何年ぶりかの伊丹空港の利用である。車では何度も行ったけど、電車を使うのははじめてだった。
伊丹空港へは大阪駅からリムジンバスを利用して高速道路で30分ほど。今日は空港内のホテル泊。この空港にあるホテルは安くて、設備も良い。ビジネスホテルとしても使えるのではないか。食事はつかないが空港内のレストランを利用すれば良い。
今回のチケットを購入する時に失敗したことがある。伊丹〜成田というのが当たり前なのに、乗り継ぎの時間が合わないのか伊丹〜羽田になっていた。羽田〜成田はバスを使って移動するしかない。まあなんとか間に合いそうだから良いか!と思ったのだが、実際は羽田に到着するところで40分の遅れになった。他の飛行機の着陸時に鳩が衝突し滑走路の一つが使えなくなったという。その間、空港上空を旋回。
まあなんてこと!でした。リムジンバス、12時30分発に乗るところを13時10発に乗った。渋滞もなかったので無事にチェックイン。ただし乗るまでの時間に欲しかったものを買えなかったのが残念だった。それも今は特に要らないものだったような・・・
以上、4日の10時から5日の17時半(日本時間)までの空の旅の始まりでした。
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