母と伯母を思う
桜が散りはじめ、晴天が続くと。
青い空に映えるように咲き始めた。
伯母が植えたハナミズキ。庭師さんにえっ、このハナミズキですか?と言われながら、無理やり以前の庭から移してもらった。伯母は私にとっては母のような人。100歳の誕生日の一週間前に会うこともなく逝ってしまった人だった。
昔、実家の庭は母が花が咲く木や草花を好んで植えていた。その中でこのラン?は大きな花を咲かせるので私も好きだった。で、うんと前に一株もらってきた。今も医院の庭には幾つかの株が増え続けている。この庭にも一株、まだ蕾だけど、もうすぐ咲くだろう。
母は実のなる木が好きだった。私も実がなる木が良いと言ったら、庭師さんがブルーベリーだったら、庭不精にも良いと言うので5本、植えてもらった。昨年は一本だけに実がついたがほとんど鳥に食べられた。今年は実がたくさんつきそうな感じ、鳥に先を越されないようにしないと…
あらら・・・
昨日のこと。最近、家の中で過ごすことが多くて、機がおいてある部屋の庭にもあまり行かなかったのですが。4月の始めに行った時はふきのとうが山ほどあって、それを取るのに苦労しました。フキの根が地中を張っているので。。。で、今回、行ってみてビックリしました。庭は雑草だらけでした。このところ暖かさで一気に伸びてしまっていて。。。
フキの畑と化してました。
ふきのとうは取っても、張った根はどうにもならず。。。シャガの根に絡まるフキの根。ひとまずシャガが咲き誇るはずの場所を中心に雑草取りをするしようと。
ところが1時間、作業をすると、今までなんとか痛みが引いていた腰が痛くなり、しばし休憩することに。そしてまた作業開始・・・一休み・・作業・・一休み・・取った草を一カ所に集めて・・・やっとここまで雑草を取ることができました。まだまだフキ畑は残ってますが。腰が痛くて続けられなかったです。
ひとまず昨日はここで終了しました。フキは山から来た土と共に運ばれてきたのですが、留守が多かったためにこんなになってしまいました。ドクダミもあるので、まだまだ大仕事が残ってます。
この庭、雑木林をイメージしているので雑草が多少あっても良いのですが。それでもフキのように根が張る雑草は困ります。そんなわけで雑草について、知りたいと思っているこの頃です。
10年の歳月
4月があっという間に過ぎていく。もうすぐ、また誕生日を迎える。
この頃は動物園や博物館に行くと時には無料になるということもあり・・・
動物的な感覚があやしくなり、車でバックする時や夜間の運転にコワさを感じるようになった。まだ自転車で走り回ることはできるが、この平衡感覚が衰えるのは時間の問題かもしれない。
そう思うと10年前は若かった。
今でも大学に通うことは苦ではないと思うけど、あの時代ほどの瞬発力と持続力は期待できない。
この10年、和田山、浜松、東京、ニュージーランドと居所がわからないほど、移動する日々だった。その間に失ったのは多くの友人かもしれない。というか、友人にとって、居所がわからないだけなんだけど。。。いつも傍らにいて支えてくれた親友は何人かいて、今でもそれは変わらない。誕生日はその人たちに感謝する日なのかもしれない
いちにちいちにち。
今、居住地がひとつになって、以前、書いたように家の中にいたり、散歩したりしたり、小さな庭の草や木の、冬から春をながめて過せるのは幸せなのかもしれない。それでも次から次へと起こる人の世の喜怒哀楽は絶えることがない。。。人の世はそんなもんだと思うこの頃。
小さな世界の中で今日もいちにちが過ぎていく。
おっと、読み返せば、ネガティブな雰囲気が。。。漂うではないか?!
だいじょうぶ!
まだまだ!!元気…これからの10年、頑張る!つもり。。。
桜三昧 その3
竹田の町の川沿いには昔からの桜並木がある。
この日も雪洞が飾ってあった。この雪洞は日が暮れると灯りがつく。
川向こうには312号線が通っている。
夜、車を走らせていると、暗闇に桜だけが明るくぼーっと浮き上がっていた。
ここは河原にも降りて行きやすく、河原で花見をする人が多い。
この桜道は大学の卒業制作での思い出が深い。すでに桜が散ってしまった後になって、課題の桜の幹のデッサンに通った場所だった。
その次の年、桜の花が咲いた時に撮ったもの。
今回、その木を見つけようと何度も行ったり来たりしたけど、結局、見つけることができなかった。
幹に大きな穴が空いている木もあり
あれから↑10年近くの歳月が流れていることに気づいた日でもあった。
桜三昧 その1
昨年は桜の時期にニュージーランドに行っていて観ることができなかった。
今年は、目一杯、この町の桜を観ることができた。桜は日本の心?私の心を満たしてくれる。
4月4日、いつもの散歩道に咲く桜を観に車で出かけた。が、みごとな桜道が続くので家に戻り、自転車に乗り換えて出直す。
いつもはこの道を歩く。川沿いの土手道には桜が植えられている。
2月、歩きながら、まだ固い蕾だ。
3月、少し大きく膨らんだ。
4月、そろそろ花が咲くと思いながら・・
対する土手の桜!ここも散歩道、往路は土手、復路はむこうの川沿いの道を歩く。
少し行くとしだれ桜の並木に切り替わる。
まだまだ若い樹だけど。。美しい。
この道を抜けるとしだれ桜が終わる。しだれ桜の花は濃いピンク。
これまでに幾つかの橋があり、その橋を過ごすと違う桜並木となる。
これは3つ目の橋の上から見た次の桜並木。正面の山の頂きは竹田城趾。
土手道は支流で途切れ、大きくカーブして支流にかかる橋を渡り、円山川の土手道に戻る。
ここからは右手に桜並木が。
この道の花は白い。
この桜道を抜けるとやはり橋が・・さっきとは違って、この道は左手に桜。
見えている橋は加都橋。竹田城と加都という地名、なにか関わりがある?
そして、隣町、竹田に。
ここからは桜並木は対する土手に。見えるのはまだまだ若い桜。
竹田城下にはお寺が多い。仏壇屋も、かっては家具屋も多くあったのだが・・・
加都橋から。。。
ということで、その1はここまで。
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