水道水
ニュージーランドに来て、水を買うことがあるけど、それでも水道水もふつうに飲めるしとあまり水に気をつかわなくなってた。しかしこの前に来た時も普段、指にはめている指輪がきれいになっていくような気がした。家事をするので水に浸されることが多い指輪が日々、輝いていくような。。。
今回も母が使っていたシルバーの指輪を常にはめている。こちらに来て一ヶ月経って、どう見ても、輝いてきていると思う。どういうことなんだろう?カルキが入っているのだから、黒ずむならば解るのだけど。
そんなわけで水を浄水することになったのですが。。。
その後、水道水について、調べてみると、日本では取り入れてないのだけど、フッ素が入っている。歯磨き粉などに使われていますね。ニュージーランド以外でもこれは使われているのですね〜。虫歯予防するということらしい。
キッチンの流しもこんなにピカピカです。ほとんど洗剤を使わないのに。。
本当にこれって、大丈夫かな?
やはり、これは人体には危険なものらしいです。ですから国や自治体によってはフッ素を入れなくなっている。参考にhttp://www.thinker-japan.com/husso.html
まだ入れているNZでは水を買う方がいいですね!
Halloween
この国では10月に入るとあちこちでハロウィン用のコスチュームなどが売られてます。孫の行っている保育園でも31日にパーティを予定していてお母さんがお茶に招待されました。我が家はママが3月から日本に帰っているので私が行くことになったのです。孫も可愛いドレスを着て。。雪の女王が多い…親は普通の服でしたが。先生が張り切ってました!!
小学校に行っている上の子は朝、学校に送っていくと同じクラスの子が制服ではなくて、私服で来ているので仮装するんだったのかと。。連絡あったのか??でも制服の子もいて安心して教室に走っていきました。夕方、迎えに行くと今日は夜、学校に仮装して行くんだと言い張ります。そんなお知らせは学校から来ていないし、なにしろまだ5才なので聞き違えもあるし。。。
で、時間がまだあるので、ひとまずちょっと足をのばして、browns bayに行くことにしました。ここはこじんまりとした町で、その落ち着いた雰囲気が気に入っている場所(高級住宅地で住むのは無理!)です。ビーチ側にレストランもいろいろあって、日本人が経営しているお店もあり、そこではラーメンが美味しいのです。
子ども達とパパがかくれんぼをしてます。子ども達は真剣ですよ!!
こんなに大きな樹があると隠れてもわからないのです。
これ、なんという花なのか、人の拳程の大きさのもある。。
ビーチでしっかり遊んで…ラーメン食べて、小学校付近に戻ったけど、なにも起こってなかった。でも彼はずっとハロウィンが!と言ってました??先生の英語が理解できなかったのかなあ?
彼は4才でこちらに来ましたから、すでに日本語を基礎として言葉を組み立てるようになってました。ので、それが邪魔して、すごく苦労しました。この国では小学校には5才になると入学します。この時期から徹底的に英語の基礎を学びます。アルファベットの発音の仕方、加えて英語の文章を単語で切って、ひとつひとつを分解して覚えさせます。とにかく何度も繰り返し、ネットでゲーム感覚で進んでいく学習法を全員がします。thの発音とか。。at isとかそれを合わせるとthat,this..
その教材は家のパソコンにダウンロードします。ゲーム感覚の上にポイントがたまります。たまったポイントで他のいろんなゲームで遊ぶことができます。孫は楽しくてパパのパソコンを占領してしまうほどでした。集中すると二時間は当たり前ですから…
その上、学校(公立)↓では英語が苦手な海外からの子ども達のために英語の先生が教える時間が用意されていて、彼もその先生に教えてもらうようになって、急激に英語で話すことに自信を持ったようです。
凄いと思うのは毎日、学校から借りてくる本を読むのですが、初めての単語をspellを見ただけで正しく発音することです。この教育法は素晴らしいと思います。なるほどと多いに納得しました。
そんなこんなの努力の甲斐があって、彼は後日、小学校で『この学期(かなあ?)最も伸びた子』という表彰状をもらったのです。これも面白いと思いました。最優秀の子が表彰されるのではなく、努力の結果を認め表彰するのですから。
今、彼は英語で言葉を組み立ててます。でも日本語が難しくなってます。私とは日本語で話すのですが、表現が難しくなると英語の方が楽みたいです。
Pihaで
オークランド市内から西に車で50分ほど、山の尾根を通る道(と言っても普通に家があるし、時速80kの速度表示がある道)を行くとタスマニア海岸に出る。今回はPiha、別荘がいくつもある。2013年の11月に行った時は、ビーチ手前の公園でイベントが開かれていて、音楽を鳴らしたり、踊ったり、BBQしたりしていて、賑やかなと思ったけど、その先のビーチは広かったし荒々しかった。サーフィンの盛んなビーチだという。下の二枚の写真はその時に撮ったもの。
後ろを振り返ると別荘が山の斜面に。。。海が見える場所に家を建てるのはNZでは夢なんですよ。
この地には滝があるという。訪れた時にその案内板を見て、気になってて9月に行ってみた。
このビーチよりも先に進むと行き止まりに着く。そこはロータリーになっていて、滝への遊歩道の案内板があった。
遊歩道に入るとこのような関所があった。靴に消毒薬を掛けるように表示がある。この場所には特有の細菌がいるので、それを他の場所に持って出ないように靴の底に掛けるようにと書いてある。のでそれぞれの靴に念入りに掛ける。入る時は細菌がつかないように、出る時は万が一細菌がついていたら困るのでここでかけて殺す。
左手に川を見ながら、登っていく。
亜熱帯雨林が続く。。。
どんどん傾斜がキツくなる。その上、登ってばかりではなく、少し下がってまた登るの繰り返しなので、けっこうなハイキングである。上に行くと木々が山(あくまでも日本の山)らしくなるが、そうは言ってもよく見れば日本の木々とは違うのだが。
そして40分くらい。。木々の合間に三段の滝が見えました。こうなると急に足は速くなり。。
滝壺に向かって降りる。
他にも家族連れや友人グループなどが来ていて、滝壺の向かい側に行く人もある。この滝壺に降りる道は一人がやっとなのですれ違う時にはちょっとコワい!
滝壺にはほとんど休む場所がなく滝の全景が見える道に戻る。ここに書かれてあった説明ではこの滝は元はもっと水量があって、ここで伐採されたカウリマツを上から降ろすのに使われ、筏にして川を下ったという。今はそれほど大きな川ではないので 想像できないですが。
ここで持ってきたランチを食べて、休憩。高台の展望台には行かないで下る。
帰りは走っていく子を追って、、、
子ども達は外でこうして歩いたり、走ったりして、エネルギーを使うだけでなくもらう。。。もちろん大人も休みの度に自然を肌で感じて癒されている。ほんの少しの時間だけど、貴重な体験なのかもしれない。所要時間(ランチタイムあり)2時間弱
その日の夕方、ビーチにはサーファーが。。。
ゆったりとしていて、いいなあ。
日曜日
日曜日、子ども達は家に居るとエネルギーが余ってしまって、家中で大あばれしてしまうので大抵、外に連れて出かけます。今日はスクールホリデー中、オークランド市内のビクトリアパークでのサーカスのイベントに出かけることにしました。
で、公園近くのショッピングモールに行ってみる。
ちょっとオシャレでまあまあ個性的なお店があるんだけど。。。
風船はもらったけど、子どもにはあわないモールでした。
そうこうするうちにサーカスが始まって…この日のイベントはサーカスの人と一緒にできる競技を楽しむというものでした。意外と内容が高度で幼いまご達には興味がなく。。。
そんなわけでちょっと遠いけど、歩いてNorth Wharfに。
ここではワインを飲まないとね!
そろそろ帰ろうかとBritomartに向かう。。。
橋(ワインヤード・クロッシング)を渡って、まっすぐ歩くとフェリーターミナルやバス、電車のターミナルのあるBritomartに行けます。
上の子と一緒に橋を渡った直後、突如、橋が閉ざされてしまいました。
後ろから来るパパたちは渡れません。
船が通っていきます。モーターボートみたい。
やっと下がり始めました。心配しながら、橋が開くのを待つ…
その間15分、パパを待つ後ろ姿が。。。パパ大好きなんです。
多くの人が渡る橋なんですよ。ここ!
下の写真は9月にスカイタワーから撮ったものです。真ん中辺りの右寄り、船が並んでいるところの左端に小さな橋があります。この橋です。遠くに見える橋はAuckland Harbour Bridgeです。いつもここをバスや車で渡って10分ほどのところにある家に帰るのです。
ビクトリアパークは写真の左の道路の反対側にあります。歩き疲れた一日でした。
散歩道
ノースコートのバス停近くにはカウントダウンという名のオーストラリア系列のスーパーマーケットや中国韓国の店、図書館、子どもの遊び場などがあるので周辺を散歩することも多いのですが、それとは逆の方向のHillcrestのフードマーケットに買い物がてら、散歩に行きました。前から気になっていた場所に。。。
それは「Stancich Reserve」と書かれている公園のようなところ。Reserveって、どうも保護区のような所らしい。で、入ってみました。
歩道がちゃんと造られている。でも公園と違って、こどもの遊び場はない。所々にベンチがあって、休むことはできる。先に進んでみる。
ランニングしている人がいる。けどホントに静かで人に会うことが少ないから、なんとなく落ち着かない。この周辺は住宅地と小規模な店があるだけなので、そんなに人が通らないのかも。
下の写真、よく見て!ベンチが小さく写ってる。こんなに広い。撮った場所にベンチがあって、そこから写真を撮ったけど、全体を撮るのは無理だった。下の写真は森の真ん中のみで上が右、下が左。
ベンチの大きさに比べると木々の高さがわかるでしょ。ニュージーランドの木々の生長は早く巨大化する。日差しが強く日照時間が長くて雨が多いから。雨は激しいけど、30分ほどで上がってしまう。話は逸れるけど、風が強いから傘はささない人が多い。私が持参した傘は全て、一日で壊れてしまった。
この森の中に進む遊歩道が造られている。歩いてみました。
ここはあまり人の手が加わっていないような気がします。保護区として残すことに意味があるのかも。鳥の声が聞こえる。飛んでいるのも見かける。けど高い木に上にとまっているので写真で捉えることはできなかった。
遊歩道は一旦、川沿いの住宅地に出る。その場所にはベンチもあり、日が射して明るくてほっとする。振り返って木々を眺めていると鳥がとまっていました。遠すぎて何の鳥なのか、確認できなかったです。
そして蝶が舞って、止まりました。
あとで知ったこと。ここは広大な土地をもっている地主さんの庭だったのです。周りがどんどん住宅地になってしまって、森が消えていくのを憂いて、この庭を寄付したのだと言う。ニュージーランドにはこういう保護区があちこちにある。
後日、この森で見かけた鳥。きれいな花かと思ったのですが。。これはオーストラリア原産のナナクサインコだと思います。この鳥はここにはたくさんいます。
そうそうこの国固有種のTuiも散歩道で出合いました。首に白いぼんぼりをつけて、美しい声で歌う。
Orewaで
土曜日、家から北に車で30分ほどのところにあるOrewaという町に行く。この辺りは年々、オークランドで働く人々の住宅が増えている。オークランド市内は地価が高騰して買うのも借りるのも高くて、その上狭くなっているので、安くて広い家と落ち着いた環境を求めて、市内から離れた郊外に住む人々が多くなっている。
Orewa周辺では宅地として認可されなかった場所が宅地として認められるようになって、宅地造成と建設ラッシュになっている。(写真の丘の辺り)
この町は行きつけの眼鏡屋さんがあって、時々、訪れている。ビーチが近くて、子どもの遊び場が充実しているのが良い。この日は快晴。ビーチではそれぞれの過ごし方をしていました。
眼鏡屋に寄った後、ビーチに向かう。公園の中では老いも若きも…外が大好き。
スクーターで走りまわれる広さが気に入ってスイスイと。。
こちらはブランコ!!気持ちよさそう。
次はみんなで遊ぶ遊具に。これ、みんな好きな遊具で人気あり。土曜日、お父さんと子どもという組み合わせが多い。こちらでは遊びがダイナミックなので土日はお父さんが頑張ってます。
ちょっと疲れて(大人がですが。。)ビーチに移動する。
カモメが波を被りながら、この位置から動かず、水に頭を突っ込んでいる。波が来る度に…魚でもとるのかな?
子どもが見ている先は。。。この時期に海に入る人がいるのですね〜。アップも撮ったのだけど…
アルバート公園で
schoolholidayで家にいる孫と一緒にアルバート公園に行く。
こういった大木が普通にあるのがニュージーランドです。この国では親(それに代わる人)は子どもが15才になるまで常に一緒にいるという義務が法律で定められてます。ですからschoolholidayになると家族連れがよく見られるようになります。
公園でも木登りする子どもとお父さんという光景に出会いました。そこで。。
大きな公園のあっちの木、こっちの木と登ってみる親子でした。この木は滑りやすく登るのに苦労しながら。。。でもこれが楽しいのですよね!
桜の花が咲き始めてました。日本の桜に比べると花が少ないような。この国の花は椿にしても木蓮にしても花がつき過ぎなのに桜はあわないのかな?
季節は違うけど、木蓮はこんなです。
北に行く 三日目 午後
さて帰り道の途中、電車大好きの孫のためにちょっと寄り道をした。このスクールホリデーにあわせて、廃線になった線路を走る汽車に乗ることできるイベントを見つけたのだ。その町はkawakawaという、Paihiaから車で20分ほどで行ける。
ここで遅めの昼食をとる。駅舎にあるレストランは古き良き時代のままのよう。。。窓からcoffeeを受け取る常連さんがのんびりと過ごしていて、ゆったりと時間が流れる。
さあ、列車に乗ろう!
残念ながら、汽車は昨日日曜日だったようです。赤いデーゼル機関車が引く。
でも車内はとても良い雰囲気です。
町を抜け。。。。。
そして車窓から見える風景は田園。川が流れ、牧場には牛、羊、馬と、時折、プケコも、鳥の声がして、のどかな光景です。
そして駅が。列車はここから引き返します。
降りた線路の先に橋が見え、みんながそちらに歩いていく。何があるのか?
橋の途中でこの鉄道の説明を聞く。穏やかな景色。。。
この鉄道はボランティアで支えられている。
ニュージーランドにはいくつかのこういった鉄道があるが、どこも年を重ねた人たちが誇りをもって大切に守っているのが印象的である。
この橋は真新しい板に取り替える作業が進んでいた。
いつか、この先に行けるようになるだろう。
列車の方向転換が終わり、それまで駅舎の近くで遊んでいた子ども達が急いで乗り込む姿が印象的だった。特に最後から走っている子は列車の中でチケット切りのボランテアをしていたから、急いでいたのだと思う。誇らしげだったものね〜。こういうの、すごく良いと思うし、これってニュージーランドらしいとも思う。
町の中を路面電車のように走り抜ける。
店が並んでいる。で、屋根に木々がのっかっている不思議な店?かと思ったら、これは公衆トイレなんですって。オーストラリア人の芸術家の作品だとか。近くでじっくりと見ることができず残念でした。
みんなが降りて、静かになった駅のプラットフォーム。。。
この小さな駅舎の人々は暖かくて、フレンドリーでした。私たちはとても幸せな気分を味わいましたし、その帰り、その余韻でずっと幸せでした。いつまでもいつまでも残っていてほしい駅舎でした。
我が家はそんなこんなのスクールホリデーを過ごしたのでした。
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