東京

土曜日

小さな庭に入るキラキラとした日差しをカーテン越しに見ながら、パソコンを開けて、このブログを書いている。幸せな時間だと思う。さっきまで自転車に乗って、円山川沿いを走っていた。カワアイサを見つけて安心して帰ってきた。17時だというのに青い空が見える。

昨日の朝は皇居の周りを歩いていた。何年か前、今は閉館してしまった「ふくおか会館」に宿泊することがあった。今回はその前の散策道を歩いた。ふくおか会館は今もそのままだった。懐かしかった。

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東京に行くと、変わってしまった場所の方が多いけど、ここは変わらない。ここではすでに桜が咲き始めていた。

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目的地は国立近代美術館「安田靫彦展」。着いてチケット売り場に行く。開館時間まであと10分だった。前から3人目だった。以前に比べると長い列になることはなさそう・・。

じっくりとマイペースで鑑賞できた。ここでも感じたけど、最近はどこに行っても外国人が多い。

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「所蔵作品展」も観る。眺めが良い場所という案内に導かれて行ってみると確かに眺めが良かった。

観ることに没頭していて、ふと時間を確認するとおっと乗り遅れてしまう。。いつものように駆け足での東京、その後、浜松に寄って用事を済ませて帰ってきた。

浜松駅でも東京駅でも京都駅でも乗客が多い。子ども連れも多い。春休みということだけではなく移動が増える時期なんだろうか。浜松駅でもチケットを買い求める人が売り場の外に並ぶ。

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ある蕎麦屋さんの話

胃炎で少し胃が良くないので、外でお昼に何を食べたら良いかとウロウロ、そういえば、蕎麦屋さんがあった。美味しい蕎麦を食べさせてくれるけど、うどんがあればなあと蕎麦屋に!

よーし!うどんもある。。

時間はすでに1時半、お店にはお客さんがひとりだけだった。このお店、中に入ると壁やカウンター下には手書きの張り紙が多い。私の座った席の前には

本日はご来店いただきありがとうございます。
当店では機械類はいっさい使っておりません。
蕎麦本来の風味、うどんの旨味を損なわぬよう気をつけております。

と長い説明書が書かれてある。

隣の席の前にもメニューとともになにやら。。。

「何にしようか?胃炎だし、胃に優しいのがいいかなあ」と言うと。
「そういう時はお粥でしょう。うちのうどんは腰があって、どうかなあ」と言われてしまったが、月見うどんを頼んだ。まず出されたそば湯、ユズの香りがなんとも嬉しい。

ふと目にとまる張り紙が。

えっ!やめちゃうの!

そこへ月見うどんができあがり。うどん、柔らかめになっている。菜の花、アスパラ、サヤエンドウなど季節の野菜がしっかりとそして卵と海苔、いやいや美味しそうな。。。ここで写真をというところですが、ボケてしまって。。。美味しかったです。今でも思い出すだし汁の味。。。口が覚えている

蕎麦屋のご主人に「お店、やめられるのですか?」と聞くと
「30年間、やりたいことを全てやってきたから、もう仕事をしないでゆっくりしたい」
私「ずいぶん拘られてますね。この書かれたものを読むと素材、味にもとことん拘られて。。。」
「そりゃ全国から取り寄せてね。肴も。特にお酒は幻の酒と言われる名酒が多いよ。」と

私にはわからないですが、お酒好きには確かに手に入らないお酒が多いということらしいです。

私は蕎麦が美味しいのでやめてもらいたくないのですが。。。
幻のお酒に拘るとか、肴も、素材、出汁とか、かなり気をつかってこられると凄くエネルギーを消耗するのかもと思ってしまいました。

このお店「傘亭」は高田馬場駅から早稲田通りを西に戸塚公園入り口の信号、バス停だと駅から二つ目近くにあります。蕎麦好き、お酒好きな方、お勧めですよ。有名らしいけど。。ネット検索できます。

あの日あの時…

落ち葉を踏む音。カサカサ!「ほら!カサカサって音がするでしょう。面白いね!」こんもりと積もった落ち葉がどこまでも広がる。息子に声をかけながら、じつは私が楽しんでいた遠い昔を思い出して、公園に行こうと思い立った。

すっかりビルばかりになった通りを歩いて、坂を下り、踏切を越えて、信号を渡る。昔と同じ道。公園の入り口を入ると整備された公園内、大きな道と小道がいくつかある。あの頃はこんな大きな道はなかった。高低差のある広い原っぱに近かったような気がする。

くるりと見回すと目に飛び込んできたのは林。樹々に包み込まれたような感覚を覚える。少し気分が落ち込んでいたのだが樹々のオーラに包まれて消えていくのを感じた。

道を登っていく。そこにはまた違う景色が現われた。

そしてもう少し進むと、かがんで写真を撮っている人がこの構図が良いと勧めてくれた。

進むごとに違う種類の樹々が現われる。

それにしても35年以上、こんなに木は太く大きくなるんだ!

あのカサカサという音のする場所はどうなっているんだろう?広葉樹の多い林のはず。
公園内はかなりの広さなので当時まだ2歳だった息子を連れて行くとその場所まで一時間はかかった。考えたら、その子も今はお父さん。大きくなったこと。

今、園内には自転車道もあって自転車も貸している。
自転車練習用に作られた場所もある。

そこを過ぎたところに。

落ち葉も、モグラの穴も、ありました。

昔に比べたら、少ない落ち葉です。あの頃は靴が入り込んでしまうような深さがあった。今はそんなことはなかったけど、この場所に間違いないのです。すっかり整備されて、遊歩道ができて、落ち葉を踏むようなこともない。落ち葉を抱えてバラまくこともないだろう。小道を自転車に乗った子供達が走り抜けていく。

遠い日に思いをよせて、なんだか、あの時代は良かったような気がしました。

そこを後にして進む。
まだまだ一周してないのです。ちょうど半分きたところですから。

くるりと公園の端を回っているので途中で公園の真ん中を写してみる。
といっても全てではなくて、ほんの一部ですが。

正面の入り口に近くなると2〜3人組の若者達が何組も、漫才かなあ、それとも舞台かなあ、大きな声で練習している。ほとんど男の子なのが不思議。
その近くには黄色い世界。

公園の正面付近は都会化していて、写真を撮る気にならず。。。ベンチにも芝生にも人が多い。忘年会?まさか?何人か集って楽しく賑やかなグループも。犬の散歩、ジョギングなどなど。人って群れるんですね〜。

これ!洋風な。。。

その場を過ぎると葉が落ちた樹々が。
「ここは紅葉が終わってるのね!」という会話が聞こえる。

この木は木を守る人々によって生き返った木だと説明があった。

上の写真の正面に写ってる小道を入ると最初の場所に戻った。所要時間2時間。

その道の途中で出会った人は「この構図、良いよ」と教えてくれた人だった。ニコニコと声をかけられのだが外国語でよく解らなかったのが残念。

代々木公園!
昔とは変わってしまったけど、散歩コースには良い!

新しいノートから

ヤッホー!

ノートパソコンを新しくしました!
ついでにpocketWifiも。これでブログもサクサクといけたらいいなと思ってます。

このところ心機一転することが多々あって、新しくしたもの、始めたものが多いです。まあまあ、人生の次のステップに入ったのかもしれないです。

来年度には大きなイベントが控えているので来年になるとそれに集中しないといけない。今年中に始めたことに慣れ、日々の暮らしに根付かせていきたいです。

すごく抽象的な話になりました。

今、いるところは若い時代に住んでいたところです。その頃にはなかったかな?裏の木が色づきはじめました。今年の紅葉は遅いように思います。先日、京都でもそんな話題になりました。今頃、見頃かもしれないです。

「花挿しに囁く展」

今年も林秀行先生の個展が日本橋高島屋の隣の壺中居でありました。行ってきました。毎回、いつも人の絶えない個展です。先生のお人柄に集まった知らない者同士、先生との意義ある会話を楽しみました。2011/10/3~10/8

私「今は便利になって、植物染料でも材料の植物を煮出さないで、すでに煮出した液を染料屋で売っているんですよ」林先生「釉薬でも土でも調合されたものを使ったりするようになってる。土を採集してくるところからとは言わないけど、どんな土が合っているのか、自分の土にする工夫、捏ねて作っていくことが大事なんだと思う。」

私は最近、台所のIHで染めをする。便利なのが炎がないから、糸が焦げるという心配しないでいられる。けど、炎での微妙な調整がないのが良いのかどうか?という疑問を話すと林先生が全くそういう経験がないのではなく、よく知ってる上でなのでいいんじゃないかと言われた。

何でも便利になって面倒なことを省き、手軽に染めたりできるようになった。そういう商品が開発されていく。アートもそういう時代になったわけで、誰でもそこそこ上手くいける。それが本当に良いのかという問いかけをされている。先生の場合は陶芸なんだけど、どの分野も同じで、自分で一から作り上げていくことから見えてくるものにこそ、自分を成長させるものがある。そんな思いを強くした。

そんな話題などなど、なにげない話の中にピン!と感じるものがいつもある。けっして上から意見を言われるわけではなくて、誰もとも同じ高さにあって、分け隔てなく、そこに集まったもの全員と楽しい会話なんです。

林先生って、ほんとうに素晴らしい方です。造形大で陶芸を学ばれた方々が羨ましいです。