オシドリ

 

 2月の初めだったと思う。コガモの群れの中に何か違う鳥が見え隠れしていた。双眼鏡で確認するとオシドリだった。写真では1組(オスとメス)、実際には3組いるのを確認して、それ以来、この場所に行く度にオシドリを探す楽しみが増えました。

 6羽だったのが徐々に増えていきました。

 人を警戒するので人が通る側を避けて、対岸の岩の上で樹が多い場所で休んだり、

  時にはみんなで中州まで来て、餌をとったりしてました。

 3月27日の夕方、まあ、いつの間にか、こんな数のなっていたのと・・・(暗くなってて写真がボケてますが・・)映っているのを数えると15羽、他にメスがいるので20羽はいるのです。

 ですから、この数になると居場所がなかなかで、少し下流にある樹の下でも見られるようになりました。

 自然界は他の動物や人間との共存になるので、この数では居場所を確保するのはなかなか大変な上に雨が降ると水に浸かってしまうしで、どこかに行っただろうと思っているとまた現れるという日々でした。

 

 4月に入って、前の数の半分ほどになったように思われます。さて彼らはいつまでここに居るのか、オシドリは他の鳥に比べて遠くに渡ってはいかないようで(留まるか?)・・目が離せません。

めずらしく逃げないから

 もうずいぶん前のことだけど、庭のムベの実が少し残っていた頃のこと、いつもは静かな庭で物音がするのでなに?かなって・・・

 その日は3月になったというのに雪が降ってました。すぐに止んでムベを見たら、あれ!実がないような・・

 そうでした。誰かが食べちゃったみたい。皮が下に落ちてました。

 犯人?はアラカシの樹の中にいました。逃げるふうでもなくカメラを向けても気にしてない。しっかりと目があっているのに堂々としてて、さすがにヒヨドリ、マイペースで貪欲な、でも他の鳥は素早くて、そっと近寄ってもすぐに飛んでいってしまうから、まっ!よしとするかって、変な納得した私でした。

ホシハジロ

 六甲アイランドに渡る手前の南魚崎駅の下の湾にいつもたくさんのカモが漂っている。六甲ライナーから見ると遠すぎて、なんというカモなのか?ヒドリガモかな?・・海側に住む友人がホシハジロって教えてくれました。https://yume-tsumugi.net/archives/6422n

 なので海に居るとばかり思ってました。ここは日本海から40kmの内陸部なのでまさか、ここにいることを想像してなかったので、あれ!でした。

 最初に写真を撮ってるのは1月10日、けど写真がボケているので12日の写真を載せます。その時はよく見るとキンクロハジロもいるようです。

 キンクロハジロは12月24日に下流で見かけて、少しの間はその場にいたのですが、以来、見かけなくなってました。でも上の写真では他のキンクロハジロはいないので同じ個体かはわかりません。

 まさかホシハジロがこの場所に来るなんてと思っていたら、河川にも来るのを知って納得でした。堰堤上などでよく見られるって、まさにその通りです。懸命に潜って餌を採っている姿を見ることが多いです。オオバンもカワアイサもそうだけど、潜水採餌カモはとにかく潜って採餌してます。

 下の写真の前を行くのがメスです。どのカモもメスは特徴がなくて見分けにくいです。でもツガイで行動することが多いので・・

 今のところ、この場所が気に入っているみたいで留まってます。懸命に採餌してる姿を見るとこれから北に向かうには食べて蓄えるしかないのかと思ってしまいます。ついつい毎日、見に行ってしまいます。

 一時期に比べるとカモそれぞれの居場所が固定してきたようですが、もう春、渡りの時期になるのだと実感します。

う〜 ん・・🥲

 1月29日に転んだ時に整形外科の先生に最近、脚が攣りやすいので何か、対処はありますか?と相談したら、漢方薬を処方してくださいました。

 で、処方にそって朝晩、飲み続けると、トイレに行く回数が多くなりました。で、薬の説明には水分の摂取がより大事だと書いてありました。より一層、水分を取らないといけないし、夜中に何度もトイレに行くのでゆっくりと寝ることもできなくなってきました。困ったのは血圧がどんどん高くなるのです。

 それにしてもなんか変だと思い、次男に相談すると薬について調べてくれて、この薬は飲み続けるものではなく、攣った時に飲む薬だから、やめた方がいいと言うのです。

 昔、薬の副作用で肝炎になったことがあるので気をつけているのですが・・次男の話では日本では医師が漢方薬を使うようになったのは最近なので、以前(に教育を受けた)の医師によってはよく知らないまま処方することがあるので気をつけた方がいいと。

 2週間以上、飲み続けてしまったので、飲む前は正常値だった血圧がかなり高くなっていて、脚の痛さに加わって、最悪でした。で、すぐ飲むのをやめて、但馬に帰って、いつもの先生に相談し、急な血圧上昇に使う血圧降下剤を処方していただいて、完全に薬が抜けたのは1週間後になりました。その血圧降下剤もやめ、今は元に戻りましたが・・。

オシドリ夫婦、この場所が気に入って留まってます。

 そんなわけで脚の痛みだけでなく、上記の要因も加わって、久々、何もしないで家でゴロゴロする日々を過ごしたのです。ふふ、鳥見には行きました。歩かないで車を止めて・・

 春が近くなって、冬鳥に変化が見られるようになってます。渡りの準備に入っているのかもしれません。

 

川では

 鳥見に行かなかったわけでもなく、時間があれば川に行くのが当たり前になっている私です。ただ疲れてしまって、ブログを書く時間がとれないだけで・・・ということで、11日の鳥たちの一コマを紹介します。

 時々、見かけるようになったのはオシドリ・・ツガイでいます。

 あれ!ヒドリガモが潜水してるって、思ったのですが、どうも違うし・・一羽だけだし。だれ?ホシハジロっぽい。海から離れているけどねぇ・・

 コガモも同じ場所で何羽かの仲間と餌をとってましたし、オオバンも・・

 カルガモも・・なんとなく私と目があったのかなって・・カルガモは単独での行動はしなくて、グループでいることが多いです。このつがいの周りにもかなりの数のカルガモがいました。コガモもヒドリガモもマガモもグループでいますね。時に逸れたのかカルガモの中にいるコもいますが・・

 マガモのツガイも懸命に餌をとってました。

 場所は違うけど、ここ↓はマガモの一部の集団が最近、棲家にしているところ、この周辺の岩(石)の上に20羽ほどのマガモがいます。アオサギもいつも、この場所にいます。

 なぜかカワアイサも・・カワアイサは大きいせいか全く他の鳥を気にしていないように見受けられます。

 ヒドリガモ達はいつもの場所で草を食べるのに夢中でした。

 さてカワアイサはあちこち移動しながら餌をとっています。


   

 この場所↓は彼らが夕方になって休む場所です。最終的には最初に渡ってきたところに移動します。そこが寝ぐらじゃないかと思ってます。

 

 

マガモ その一

 渡りのマガモの中には行きそびれてしまい、カルガモの中で夏を過ごすものもいる。彼らはいつの間にか、数羽のグループとなって移動するのが確認されるようになった。マガモ特有の色ではなくエクリプス状態になっている。↓9月25日に撮った写真。

 10月の中頃になると明らかに渡りのマガモが来ていることを確認できるようになって、居残り組の姿を見なくなった。たぶん合流してしまったのだろう。10月18日、我が家から10km上流にマガモのグループが休んでいるのを見つけた。20羽ほどがいて、餌を取ったりしていた。

 10月20日、↑よりも1km下流で見つけたマガモのグループ↓はその場所に一日中、留まっていて、あまり動くこともなかった。多分、長旅の疲れがあったのではないかと勝手な想像をした。その後はどこに行ったのか、特徴がないので・・同じグループなのか、全くわからない。

 その後、マガモのグループは私の散歩エリアのあちこちでも見かけるようになった。10月28日↓

 が、なかなか同じ場所に留まることがなく、移動していて、どこにいるのか、わからない日もあった。11月11日、一般道から外れた、人が近寄ることが難しい場所でかなりの数のマガモをいるのを見つけた。↓

 

 いくつかのグループが合流していて、その後も時々、この場に集合しているのを確認している。自由を満喫しているように思えた。時にその数は60羽を超えていた。

 そして、この場所でマガモを見ることがなくなった11月の下旬だったように思う。彼らの居場所はも約10km下流になった。その様子はその二で・・                  

川が増水し・・

 21日の朝、久しぶりに川に! と、神戸に行く前は水が減ってしまっていたのに、このところ降り続いた雨で増水してました。そして、かなりの激流です。カモ達はどうしているのか、気になってきました。どこにいるのか?と・・

 川にはきっと誰もいないだろうと思っていたのですが、なんとカルガモが濁流に流されていってます。河原で休むのも多いけど、川に突入するのもいる。

 いつもは休んでいる岩場に向かっているのか・・。川に逆らって進むものもいて。なかなか強い。カルガモは留鳥なだけにこの川に慣れているのかもしれない。

 が、マガモも同じだった。ここを棲家にしているマガモのようで慣れているのかもしれない。

 同じく、上流で流れを遡ったり、流れに乗ったりのマガモグループを見つけた。カワアイサは石の上で休んでいる。ここはカワアイサの居場所でもあるのだが・・マガモが元気だ!!

 ここは↓、写真の上部に見えてるのが円山川で、手前が支流の与布土川という三角地帯で人がほとんど入ってこない。カルガモにとっては避難しやすいのだろう。


 やはり与布土川、支流で増水しにくいのか、いつもの場所でヒドリガモ、雨でややゆったりとした光景だった。

 

 コガモはカルガモ(一枚目の写真)がいた河原の近くで数羽、見つけることができた・・どっちにしても一部にしか過ぎない。多くのカモ達がこんな日、どこにいるのか、全く見当がつかない。でも天気が回復すると必ず、いつもの場所に戻って来るのだから・・心配することは全くないのですが。。

あなたは誰?

 久しぶりに神戸に行ったら、これ|誰?でした。

 大阪?であったイベント?の終わりに、欲しい人は持って帰っていいよ!というので、孫がゲットしたそうで等身大のこのコを車に積んで(乗せてかな)、助手席から後部までいっぱい、いっぱいで帰宅したそうです。

 私の身長は約160cm、並ぶと私と同じ、その上に帽子があるから、大変だったと思うけど。なんというか実際、このコは誰なのか、わからないんです。リバース1999という中国のアニメ?。。。

 コスプレ会場?からの帰宅かも。今年のNTYAの春の公演が2月4日なので衣装を買いに行ったという話をしてたのでそうかもしれない。

 とにかく孫達との年齢差があるので、何がなんだか分からないことが増えて来ている。神戸の家に居る日に彼らが見るTVはNetflixでアニメ!で、一緒に見てるといつのまにか物語に入り込んでる私がいます。確かに面白い! が、家に帰ってきて、Netflixを見ることはほとんどないです。

 そうそう、六甲アイランド野鳥園にも久々、行ってみたのですが、なぜかカルガモもマガモもいなくて、たった1羽のカイツブリだけでがっかりしました。カモ達があの場に来る時間帯が違うのかな?

 

雨が降らなくて

 雨が降らないので川の水がどんどん減っていく。カモ達には困った状況かなって、気になりますが。。

 昨年の大雨で倒れた木の根っこの下まで現れた場所で休むカルガモや、いつもは沈んでいる石の上にいるヒドリガモやカルガモなど、こういう状況を見てると、どんなことも受け入れているから野生なんだ思うのです。強いですね!! 

  

 どのカモも休むところに困ることはないように見えます。むしろ水量が減ったことよりも工事の方が大きな影響を与えていると思われます。写真の場所ではこの冬(1月初旬まで)はカワアイサとコガモが集う場所でした。

同じところを反対側から撮ってます。↓

 ですが、工事が入って来ました。ここは写真↓の中ほど右手の中洲を完全に取り除く工事が進んでます。

 この辺りに住む人の話ではこの10年以上、この辺りでは写真の左手の堰の修復もない状況で崩れたままだったとのこと。久々の河川工事なんですね。逆に放ったままだったから、野生のカモたちにとっては楽園だったのでしょう。ここは↓上の写真に続く上流で、工事が着々と進んでいる状況です。

 今、カモ達は居場所が定まらないまま、この地で過ごして、今年の秋にはまた戻って来るのか?気になります。

留鳥カルガモと・・

 そもそもコロナ禍で散歩しているうちにカモに目がいって、すっかり虜になってしまい、日々、カモ見のために川に行くことになっているのが最近の私で・・・

 一年中、いるのがカルガモ、羽の色が茶系でイマイチ目立たないカモではあるけど、他のカモと違って、この場所で子育てをするのを見ることができるのが面白い。

  特に去年は9羽のヒナが育ったのはとても珍しいと思った。その前の年は5羽だった。卵は10コ以上、生むけど、育つのは2〜5羽のように思われる。成長したカルガモ兄弟はいつも一緒に行動している。そして生まれ育った場所をなわばりにしている。詳しくはhttps://yume-tsumugi.net/archives/6639

 秋になるとその場所に渡りのカモたちがやってくる。カルガモはなわばりを守ろうと隊列を組んで阻止しようとする。

 以前はどのカモもそんなに多くはいなかったので、大きな混乱はなかったように思うのだけど、最近はコガモ、マガモ、ヒドリガモ、カワアイサはそれぞれ40羽以上がやって来るようになって、場所取りがなかなか大変なことになっている。

 

 その上、河川工事があちこちで行われていて、様子が違ってしまい、カモたちには落ち着きにくい状況になっている。

 

 この流域の中洲はほとんど取り除かれている。草地がなくなっていくのはカモにとっては美味しい環境ではなくなっていくように思えてならない。

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