Suva Municipal Market

この公営のマーケットには野菜、果物、卵、カバ、工芸品、仕立て屋などが入っていて賑やかです。野菜や果物、卵などの店はフィジー人、インド人、中国人などそれぞれ売り方も違います。フィジー人は野菜コーナー、果物コーナーだけだったりします。インド人のコーナーはチリなど辛いものを扱っています。中国人は中華料理に使う食材もあって何でも扱っているように思います。キチンと束ねて買いやすくしてます。

上の写真の人たちが売るのは家で調理したものです。家庭の味でしょう。

それぞれがコーナーを構えて売ってます。他のスーパーに比べると安いものが多いです。ただしオレンジとかいったオーストラリアやニュージーランドなどからの輸入品は高めです。

地元の野菜、果物は明らかに安くて新鮮です。それでも時には古くなってるのもあるのでよく見て買うようにしてます。が、マーケット内が暗くて、確認できないこともあります。

できるだけ明るい場、外のテントで売ってるのは確かめやすいです。これはダロという芋類で主食です。

果物では見たことがないものがあり、これは何ですか?と聞くことが多いです。今回はサワーサップという名の果物を勧められました。どんな味なのか、よく分からず、また今度!とスルーしたのだが、この果物、見かけよりも美味しいらしい。ヨーグルトのような味とか。次に見かけた時には買ってみよう!

パンの実という、野菜?ジャガイモのような使い方をするという。お店の人の説明ではいろんな料理に使う、例えばカレーに入れると言ってました。これも一度は買って試してみたい。

前の畑に紹介したポポという果物も美味しい。ややマンゴにちかい味がします。マンゴの濃厚な甘さはないが。どこにでもある果物です。今の時期はマンゴがないらしく、売ってなかった。

パイナップルやバナナ、スイカは当たり前に見る果物ですね。日本でもスイカは収穫できるけど、パイナップルやバナナ、取れ立ては食べられないから、これは貴重です。バナナの見方は四つに分かれた角が丸い方が美味しいと言う。パイナップル、切ったのも売ってる。

チリなど辛いものは種類があるようですが、普段から食べないものには興味ない。舌の先に当たらないように食べるのだそうだ。舌の先は辛みを強く感じるから。こちらの食べ物は塩こしょうではなく、チリで食べるから、基本的に味が薄い。旨味という感覚はないと思われます。

カバ(ヤンゴーナの乾燥した根)という飲み物があります。これは麻薬ではないし酒でもない。シビレみたいな感じになって、気分が楽になるらしい。何かの集まりがあると、こちらの人はカバ用の大きな鉢を用意して、カバを摩り、水を加え泥のような色のカバを飲む。カバの根は二階の売り場にたくさんある。普通に買えちゃうのです。

タマネギとかジャガイモとかも二階で売ってる。

まあ、このマーケットは肉とか魚とかの売り場がない大きなファーマーズマーケットです。

お花の売り場。日本の花屋さんとは違うでしょう。こちらではこういう生け方をするのです。

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