六日目〜岐阜城

十八楼は長良川沿いにあって、岐阜公園にも近い。岐阜公園は金華山の麓の公園です。金華山の山頂に建つ「岐阜城」は斎藤道三の時代は「稲葉山城」、信長の時代に「岐阜城」になった戦国時代の要になった城です。岐阜県という地に住んでいる時にはそれが当たり前の景色なのでそういった歴史も風土にも興味がなかったです。他の地に住んではじめて、郷土に思いを馳せるようになりました。

さて若い頃は金華山に登るのに北西から登るコース「馬の背登山道」をよじ登ったものですが、今は無理なのでもっとも楽なコース「七曲がり登山道」を登ることにしました。

金華山

9時30分、「七曲り登山道」に入ると誰もいなくて、しばらくひとりでしたが、ゆっくりと登るので後ろにひとり、そしてまたひとりと先に、前から降りてくる人たちにも出会うようになりました。意外とリタイア組が多い。

岐阜城2

この分岐点に来た時、いつも登っているという人に出会い、ここからは階段がずっと続くから、右手の「唐釜ハイキングコース」の方が楽だと言う。たしかに右手の道はゆるく自然道が続いていて、歩きやすそうなのだ。ハイキングコースとしては良い!

岐阜城3 金華山1

10時10分、ここからはその人と話しながら歩く。彼は今年70才に、三ヶ月前に椎間板ヘルニアの手術を受け、その後、リハビリのために毎日、金華山に登山していると言う。ストックをうまく使って、とても術後にはみえない。腰痛のことならば、私もかなり悪いのでわかる。。次の分岐点まで話は尽きなかった。

10時35分、次の分岐点に来た。「遠目ハイキングコース」と「東坂ハイキングコース」に分かれる。彼は「遠目ハイキングコース」に、私は「東坂ハイキングコース」に。おたがいにお元気で!と。。。

さてさて「東坂ハイキングコース」、これがゆるいなんて道ではなく、傾斜もきつく、かなりハードな道だった。足下には大きな石が。。両手を使って登る場所もあったり、それでも降りてくる人が多い。だがみんなちゃんとした登山者なのだ!

岐阜城5

岐阜城6

岐阜城7

思いがけない登山になってしまいました。行き交う人が多いのが救いなんですが。
「唐釜ハイキングコース」との分岐点で休んでいた人たちがやってきたので、ここからは一緒に話しながら、この方たちもほとんど毎週のように金華山登山をしていると言う。リタイアして始めた人が多い。彼らは釣りも一緒に、時にゴルフも。リタイア後のこういった日々は良いですね〜

岐阜城4

岐阜城8

11時10分、やっと最初の道、「七曲り登山道」との合流点に着きました。

岐阜城9

岐阜城10

この道で登ってくれば、所要時間は1時間でした。あとで地図で確かめて知りましたが、途中から大きな三角形の二辺を登ったので所要時間は2時間でした。いい登山でした。毎日、登りたくなる山です。

11時30分、到着!
いつのまにか腰に巻いていた白い上着がなくなってました!どこで落としたのだろう?

岐阜城

天守閣に登る。鵜飼の遊覧船が見える。十八楼は橋の向こう。
こんなに展望が良いとは。。。天下取りだよね〜

気持ちよい汗かきました!!

岐阜城0

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